fieldではいよいよ草木の実が無くなってきた。
ある場所ではなかなか鳥たちに食べられずあちこちで残っていた赤いマンリョウの実が全く見られなくなった。

たくさん実をつけているセンダンの木にこれまで全く見向きもしなかった「ヒヨドリ」が一斉に集って実を食べていた。
実は果肉がやや干からびた状態で綾のある核果の中に種子が入っている。
恐らく種子は糞として排出され種子散布されるのだろう。





















センダンの実には毒があり人や家畜が食べると死に至ることがあると言われているが、果肉が干からびた頃には毒が軽減されているのだろうか?
そうでなければ小さなヒヨドリなどはひとたまりもないと思われる。




















この頃、「ムクドリ」も群れでやって来て実を啄んでいる。

ただ、見ていると食べずに落とすものが多い。
その後、地面に降りて落ちた実を食べているようだった。
実の大きさからして、食べに来るのはヒヨドリとムクドリ以外はまだ見たことが無い。




















2023年2月18-19日 東京都 スズメ目ヒヨドリ科 ヒヨドリ、ムクドリ科 ムクドリ