埼玉県秩父の標高500mくらいの山頂で足元に飛んで来た「オオセンチコガネ」。
いつもfieldで見るセンチコガネより大きく存在感がある。
オオセンチコガネと言えば地域によって赤や緑、青などその土地独自の色がある。
奈良のルリセンチコガネと言われる美しい個体を一度は見てみたいものだ。
この個体は胸は黒色で前翅が紫や黄色にオレンジ、脚が緑なのだが全体的にとても地味だった。




















しか~し、ひっくり返すと驚いた!
緑に黄色にオレンジなど素晴らしいな色の輝きだった。
なぜこれが表でないのか?






























この後に飛んで来たのは、身体が鮮やかな光輝く美しい紫色で脚は緑色に輝いていた。
先ほどのものに比べると数段美麗。
同じ地域でもいくつかの色のパターンがあるようだ。




















この後に来たのは最初に見た個体と同じような色合い。
前翅を開いた時に見えた腹部上面も奇麗な紫色だったが、色合いとしては先のものより少しくすんでいたような。
この辺りに牛はいないので、サルかシカまたは他の哺乳類、一体何の糞に依存しているのだろうか?

これを書いている家の外では、台風14号の影響で普段見られない激しい雨が降っている。
各地で大きな被害が無いといいのだが・・・。




















2022年9月15日 埼玉県(丘陵外) 甲虫目センチコガネ科 オオセンチコガネ