湖を見ていると目の前の上空を「オオタカ」の幼鳥が旋回して対岸の枯れ枝にとまった。
羽の状態から今年生まれて親離れした個体のようだった。
林内を向いているが時折振り返っては湖上に目をやっていた。
見ている場所から対岸までは300mちょっとと遠い。




















暫くして突然現れたのは、オオタカ幼鳥よりもはるかに大きな「ミサゴ」だった。
これに驚いてオオタカは一つ上の枝に飛び移った。




















ミサゴは魚食いで湖の魚を狙って湖岸にいたのだろうが、他に枯れ木はあちこちにあるのに何故わざわざオオタカの幼鳥がいるこの枝にやって来たのか?
オオタカ幼鳥はひょっとしたらミサゴを見たのは初めてかもしれない。
ましてこんなに近くで見たのはきっと初めてだろう。
ミサゴは「何だお前」と言ったか言わなかったか・・・。
こちらも初めて見るツーショットに思わず連写してしまった。




















この後、ミサゴは少し離れた湖岸の枯れ木に飛び去った。
暫くしてオオタカも飛び立ち湖面低くを飛んでこちら側の岸の枯れ枝にとまった。
数か月前までは親から餌をもらっていただろうが、今や自分でとるしかない。
オオタカの幼鳥の多くが命を落とすという。
頑張って立派な成鳥になれますように!






























一方のミサゴはこのあと何度か湖面を見ながら湖の上を行ったり来たり。
魚を捕まえるところを見られるかと期待したが、残念ながら叶わなかった。
機会があればそのシーンをぜひ見てみたいものだ!




















2022年8月18日 埼玉県(丘陵外) タカ目タカ科 オオタカ、ミサゴ科 ミサゴ