林縁のヤマツツジが咲くすぐ脇のササの上にとまっていたアゲハの仲間。
クロアゲハ?ジャコウアゲハ? 違うなぁ!
fieldでは稀な「オナガアゲハ」だった。
この15年でちゃんと撮影したのはこれが初めて、それほどここではレアなのだ。




















ボランティアの方々の活動がようやく再開され、閉鎖されていた谷戸の整備をしていただいたおかげで何年ぶりだろうか立ち入ることが出来るようになった。
園路脇のサンショウにはアゲハの終齢幼虫がいた。






























すぐ近くの立ち枯れたマツの幹に数個体のハチがまとわりついていた。
幹を触角で探りながら狙いを定めたようで、1か所にとどまりお尻を高く上げて産卵管を幹に突き刺した。




















このハチはキバチの仲間の幼虫に寄生する「シロフオナガヒメバチ」のようだ。
普段産卵管は鞘に包まれているが、産卵時は写真のように産卵管のみ幹に入っていき入らない鞘は曲がって産卵管が一部で露出するのだ。
さて、この枯れたマツの中には一体何が潜んでいるのだろうか?




















2022年5月8日 東京都 チョウ目アゲハチョウ科 オナガアゲハ、アゲハ(ナミアゲハ)、ハチ目ヒメバチ科 シロフオナガヒメバチ