今日は埼玉県西部の山で定点観察のアルバイト。
墓横の定点で、ふと見ると墓周りの石柱にクダマキモドキの仲間がいた。
普段見るのはサトかヤマクダマキモドキだが、何かが違った。




















先の2種より体の緑色が透き通った明るい感じで翅の網目模様も浮きだって見えた。
ひょっとしたらと上から見ると、やはり!

見たいと思っていた初見の「ヘリグロツユムシ」のメスだった。
サトやヤマと同じ仲間だが山地性で丘陵のfieldでは見られない。
前胸背(胸背面)の腹側に褐色の縁取りがあるのが特徴で名の由来だ。




















一眼を持ってきておらず悔しいがコンデジで。




















折角なので近くの葉上に移動してもらった。
後脚が片方無いが、まぁまぁ元気だ。
山ではすでに紅葉が始まって、午後からは日が陰りかなりの寒さだった。
これからますます寒さが増すが、既にやるべきことは済ませただろうか?




















2021年11月2日 埼玉県(丘陵外) バッタ目ツユムシ科 ヘリグロツユムシ