2021年09月20日 - ハチ目 湿地ではツリフネソウの淡い紫色の花が見頃となっていた。くるんとしたお尻が可愛い!そんな花には蜜を求めて色々な虫たちがやって来るが、何せ蜜があるのはくるんとしたお尻。なのでそこまで届く長い口を持つものだけが蜜にありつける。その代表種はホウジャクの仲間。こんな長いストローを持っていないとこの花の蜜を吸うことは出来ないのだ。この日花に来ていたのは「クマバチ」だった。クマバチは齧る口で長いストローは持っていない。ではどうするのか?花の正面ではなくお尻の方に顔を向けてとまった。大きな頭とあごでは到底蜜にはありつけない。そうそれは反則技とも言える、その顎で蜜のある所を齧って蜜を吸うのだ。これを盗蜜という。自分の持っているものを最大限利用して食事にありつく。大したものだと感心する!2021年9月17日 東京都 フウロソウ目ツリフネソウ科 ツリフネソウ、チョウ目スズメガ科 ホシホウジャク、ハチ目ミツバチ科 クマバチ(キムネクマバチ)