広場にあるクワの大きな木が以前から根元近くに樹液を出している。
あまり虫は集まっていなかったのだが、昨日同僚がスズメバチがいると。
ここは子供たちも遊びに来るのでそれはまずいなぁと近寄ると、んん、トラカミキリの仲間では。
よく見るとそれも丘陵のfieldでは初めて見る「トラフカミキリ」だった。




















トラフカミキリはこの仲間では最大級のオオトラカミキリに次ぐ2cm前後もある大きさでクワの木に集まる。
東京都のレッドデータブック2020では、この地域で準絶滅危惧に指定されている希少種だ。
6頭ほどいてあちこちで交尾が行われていた。




















それにしてもやはり実物はでかくてカッコイイ!
まさにスズメバチのような模様と動きでスズメバチに見紛うのもうなずける。
今日もいたので一眼で撮影しようと、1頭捕獲して持ち帰る途中に逃げられてしまった。
10年少しの間出会うことが無かったが、さて次はいつ?




















2021年7月16日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 トラフカミキリ