畑の脇にいると、頭上に賑やかなさえずりが聞こえてきた。
「ピーチク♪パーチク♪」、この声は「ヒバリ」。
万葉集以降数々の句に読まれ、日本の田園風景の春の風物詩とされ知名度の高い鳥だ。
オスが囀りながら高く飛んで縄張りを主張する様は揚げ雲雀(あげひばり)と呼ばれる。




















囀りながら飛ぶオスの後ろから低く連れ添って飛んで畑に降りたものがいた。
忍び寄って見ると、ホトケノザの畑に降り立っていた。




















これがメスかどうかはわからないがそんな感じがした。
地面を突いて何かを食べながら時折辺りを警戒していた。




















空を見上げることもしばしばだった。




















その理由はこんな敵が空を舞っているからだろう。
「オオタカ」がヒバリのような小さな鳥を襲うかはわからないが、小さな猛禽のツミもいるので警戒しているのだろう。




















2021年4月27日 埼玉県(丘陵外) スズメ目ヒバリ科 ヒバリ、タカ目タカ科 オオタカ