林内を歩いていると何やら足元でうごめいているものがいた。
大きさは3㎝ほどで胸から頭にかけてが黒くお尻は赤い。
胸とお尻の間に黄色い斑が印象的。
確か数年前に一度見たような。
その時もやはり道の上で同じくのたうち回るようにうごめいていたのを思い出した。




















このグロテスクな虫はハチの仲間の「キイロモモブトハバチ」。
幼虫はハンノキの葉を食べる。
すぐ近くにハンノキ湿地があるのでそこで育って羽化したのだろう。




















何故道の上でのたうち回っているのか?
特に外傷はなさそうだがうまく歩けず、飛ぶことも出来ないようだった。
見ているとたまにお尻をあげるのはこちらに対して威嚇しているのだろうか?
何とも不思議なハチ、一度は普通に活動しているところを見てみたいものだ。






























2021年4月4日 東京都 ハチ目コンボウハバチ科 キイロモモブトハバチ