今シーズンいつもの谷戸では縄張りを張るモズの数が少ないように感じる。
はやにえもあまり見つからない。
7日、クワの枝先を舐めるように見ながら見つけた今年初めてのはやにえは、最初カエルかっと思ったがいやいや何だかわからなかった。




















角度を変えて見てみるとなるほど、ヤゴだった。
シオカラかオオシオカラあたりだろうか。
長い間雨が降っていないので田んぼや小川もすっかり水が無くなったのだが、ヤゴも良く生き延びてモズもよくそれを見つけたものだ。
この写真を撮っていると、遠くからモズの威嚇するような激しい鳴き声が聞こえてきた。
俺の獲物に手を出すなとでも言っているようだった。

今日、枝先にはヤゴの姿はなかった。モズが食べたのだろうか?




















ヤゴのすぐ近くの枝には、今までここではあまり見たことの無いはやにえの姿が。
イナゴの頭と胸だけ。
お腹を食べてからはやにえにしたのだろうか?
何だか、宗教的な儀式のような・・・




















2020年12月7日 東京都