水辺では金平糖のような「ミゾソバ」の花が見頃となってきた。
写真は残念ながら蕾で尖った一つ一つが開いて咲く。
葉の形から牛の額とも呼ばれるが、額ではなく顔ではといつも思う。






























お米を作らなかった田んぼでは様々な植物たちが我が物顔。
滅多に無い事なので、今を謳歌して欲しいものだ。
いち早く紅葉してきたのは「ヤノネグサ」でその向こうの筆のようなのは「ヌメリグサ」、その奥がミゾソバだ。
こうしてみるとヌメリグサもアクセントとなっている。
葉を揉むとヌルヌルするからヌメリグサだが、まだ体験はしていない。
もう少しするとコブナグサなども加わっていい色の景色になるだろうなぁ。




















今年は稲が無いのでイナゴの数も少ないように思う。
ススキで交尾中の「ハネナガイナゴ」のカップル。
以前はコバネイナゴしかいなかったのだがだいぶ前にハネナガイナゴが突然現れて、今年はコバネがめっきり数を減らしている。




















谷戸のあちこちで「モズ」が賑やかだ。
カキの木にいたモズの女の子。
全く鳴かずにおしとやかだった。




















2020年10月21日 東京都 ナデシコ目タデ科 ミゾソバ、ヤノネグサ、イネ目イネ科 ヌメリグサ、スズメ目モズ科 モズ