何を撮るでもなく、小さな谷戸をぶらっと歩いてみた。
いつも一人が多いのだが、この日は既に先客がいた。
夫婦と思われる若い男女が田んぼの畔にしゃがみこんで男性が何かを撮り、日傘をさした女性が後ろからのぞき込んでいた。
おやっ、珍しい。

林縁のイロハモミジの低い枝に成虫になった「オオカマキリ」がいた。
このところあちこちで成虫の姿が見られるようになった。




















薄暗い林床で目を惹いた真っ白な「ギンツバメ」。
よく見ると灰色の模様が美しく印象的で、名前を忘れずに覚えている種の一つだ。




















鮮やかな黄色の「ヤママユ」の繭が落ちていた。
手に取ると軽いのだが、中から蛾が出てきた穴も寄生バチがあけた穴もない。
何らかの理由で繭を作った後で死んでしまったのだろうか。




















田んぼの中の1面にハスが植えられていて、毎年今の時期奇麗な花を咲かせている。
この日は蕾が二つ、花は開いていないが緑の中で鮮やかなピンク色。




















先に咲いていた花には、既に種子が黒く色付いてきていた。
何度見ても面白い!
左上のは窓から見える人のシルエットのようにも見える。




















若い種子は上のものに比べるとやはり面白みや味がまだまだだ。




















2020年8月20日 埼玉県 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ、チョウ目ツバメが科 ギンツバメ、ヤママユガ科 ヤママユ、ヤマモガシ目ハス科 ハス