大きなジャヤナギの幹を見ていると、見たことのないハチがいた。
奇麗なメタリックな青色に輝く体に後ろ脚腿節の赤色が美しい。




















調べるとセナガアナバチ科に属する「サトセナガアナバチ」で、セナガアナバチの仲間はゴキブリを狩り幼虫の餌とする。この種は南方系で以前は静岡県以南に分布していたが、今では都内でも確認されているようだ。自分の体より大きなゴキブリも神経節に弱い麻酔をすることで、触角をくわえて引っ張ると素直に歩いて付いていく、「ゴキブリをゾンビ化して操るハチ」として知られているらしい。
今回コンデジで撮ったが、ぜひ一眼で撮り直したい種だ。




















2020年7月4日 東京都 ハチ目セナガアナバチ科 サトセナガアナバチ