谷戸入口にそびえ立つ枝張りの立派なクヌギの大木。
数年前までは高い梢にカブトムシやオオムラサキが集まっていたが、昨年は見られなかった。
樹液が出ていないのだろう。
その木の根元に1頭だけいた「シロテンハナムグリ」。

土中から出てきたのだろう、翅に土がついている。
ヒメジョオンなどで良く見掛けるコアオハナムグリなどより大きくて、ブーンと大きな羽音を立ててクリの花などにもやって来て、スズメバチかとちょっと緊張してしまう輩だ。




















クヌギの幹の窪みからでている樹液レストランのお客様。
とても小さなお店で、小さすぎて知られていないのか貸切。
似た種にシラホシハナムグリがいて翅の白斑や頭楯の窪みの有無で見分けるが、ここらで見られるのはほとんどシロテンなので乱暴だが見たらみんなシロテン(^^)




















上の2枚はAPS-Cのミラーレスに18-150mmレンズで撮ったもの。
軽いうえに広範囲な画角をカバーしてくれてサブとしては大変重宝している。
電子ビューファインダーの色の濃さや小さな虫のピントの確認がなかなか慣れないが、まぁ良しとしよう。
APS-C一眼に100mmマクロレンズでも撮ってみた。




















2019年6月20日 東京都 コウチュウ目コガネムシ科 シロテンハナムグリ