今日は気温と湿度が高く、まるで夏のような暑さだった。
林縁でいつの間にか「キンラン」が咲いていた。
ここは良く通るのだけれど、茎が伸びていることさえ気付かずにいきなり花を見てビックリ。
採られなければよいのだが・・・。






























エゴノキが葉を展開して小さな蕾を付けていた。
枝にはくるくるっと巻かれた葉っぱ。
おやっ、もう。




















「エゴツルクビオトシブミ」のゆりかご(揺籃)だ。
あちこちに見つかって、こちらもいつの間に。
ゆりかごの上の葉上に名前の通り首の長いオスがいた。

そおっと近寄ったがこの1枚で気付かれて飛ばれてしまった。




















メスは葉の上部に主脈を残して切れ込みを入れ、葉の先端に卵を1つ産んで巻いていく。
自分の体の何倍もある葉を口と脚を使って巻くのだからすごい!
まだその場面を見たことが無い。
見る方も根気が要りそうだが、1度は見ておきたい凄技だ。




















2019年4月25日 東京都 キジカクシ目ラン科 キンラン、コウチュウ目オトシブミ科 エゴツルクビオトシブミ