田んぼ脇にあるハス池の縁を歩いていると、葉上から覗く顔が。
おぉっ、仮面ライダー!




















正体は「ハネナガイナゴ」だった。
隣の田んぼは稲穂がたわわに実っていた。
稲の子と呼ばれるだけあって、田んぼが大好き。
農家の方たちには嫌われ者ですが・・・。




















ハスの葉に虫食いの穴が開いていた。
誰のしわざかと探していたら、君たちか?
褐色のメスの上に緑色のオスが乗った「オンブバッタ」。
交尾もしていないのにこうしてメスをキープしているのをよく見かけるのが名の由来。
似たショウリョウバッタよりも遅れて孵化し、夏の終わり頃に成虫になるようだ。




















畔を歩けば足元から飛ぶ「ヒナバッタ」のメス。
卵越冬のバッタの中ではいち早く初夏には成虫が見られ、最も遅くまで姿が見られる。
よく見るとなかなかお洒落なデザインだ。




















2018年9月8日 埼玉県 バッタ目バッタ科 ハネナガイナゴ、ヒナバッタ、オンブバッタ科 オンブバッタ