環境が変わってクルマバッタが! [バッタ目]
丘陵の公園にある小さな丘、以前からアカマツが多くあったがマツ枯れで減ってきたこともあり、数年前にマツ以外の樹木を伐採してマツの実生を育成させる施策を行った。
そのお陰で明るくなりすごい数のマツの実生がグングン成長して環境は一変した。
8月末にその場所を歩いていると足元から大きめのバッタが凄い勢いで飛んで行った。ここでよく見られるのはクルマバッタモドキだが、この時なぜか種を確かめようと思い着地地点を探した。
するとそこにいたのはモドキではなくご本家の「クルマバッタ」だった!
東京都では準絶滅危惧種となっていてなかなか出会うことが出来ない種だ。
確かに今の環境はクルマバッタの好む裸地環境だ。
過去にこの辺りでは確認したことが無いのでいったいどこからやって来たのかわからない。
今までの経験から突然現れその後消えていく、この種はそんな印象だ。
狭山丘陵のfieldでコンスタントに毎年継続して見られる場所は見つからない。
クルマバッタの魅力は何と言っても歌舞伎役者のような目の周りの隈取だと思う。
体の模様もシンプルで本当にカッコイイ!バッタだ。
2024年8月24日 東京都 バッタ目バッタ科 クルマバッタ
そのお陰で明るくなりすごい数のマツの実生がグングン成長して環境は一変した。
8月末にその場所を歩いていると足元から大きめのバッタが凄い勢いで飛んで行った。ここでよく見られるのはクルマバッタモドキだが、この時なぜか種を確かめようと思い着地地点を探した。
するとそこにいたのはモドキではなくご本家の「クルマバッタ」だった!
東京都では準絶滅危惧種となっていてなかなか出会うことが出来ない種だ。
確かに今の環境はクルマバッタの好む裸地環境だ。
過去にこの辺りでは確認したことが無いのでいったいどこからやって来たのかわからない。
今までの経験から突然現れその後消えていく、この種はそんな印象だ。
狭山丘陵のfieldでコンスタントに毎年継続して見られる場所は見つからない。
クルマバッタの魅力は何と言っても歌舞伎役者のような目の周りの隈取だと思う。
体の模様もシンプルで本当にカッコイイ!バッタだ。
2024年8月24日 東京都 バッタ目バッタ科 クルマバッタ
2024-09-08 20:31
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初見 タイワンタケクマバチ [ハチ目]
昨日歩いていると足元のキツネノマゴの花から花へ黒いハチが飛び回っていた。
クマバチを思わせる大きさと体形だがクマバチは胸が黄色いが体全体が真っ黒だ。
とにかく素早く飛び回り花での滞在もあっという間で撮るのに苦労したが、撮れた写真を見てこれが外来種「タイワンタケクマバチ」と確信した。
このハチは2006年に愛知県と岐阜県で初めて確認されこれらの個体群はDNA鑑定でアジア大陸産(中国産)と特定されている。その後分布を広げ東京都や埼玉県でも確認されていた。
日本への侵入経路は枯れた竹に営巣することから輸入された竹材に混入していたと考えられている。
同様に中国から輸入された竹材からはムネアカハラビロカマキリやタケオオツクツクも日本に侵入し既に特定地域で定着している。
このハチの東京都や近県の確認情報をちらほら見聞きしていたのだが、まさか目の前に現れるとは驚いた。
fieldの狭山丘陵では個人的に初確認だ。顔の前面が黄色いのでオスのようで近くに竹林がありそこで繁殖している可能性がある。
今後留意する必要がありそうだ。
2024年9月6日 東京都 ハチ目ミツバチ科 タイワンタケクマバチ
クマバチを思わせる大きさと体形だがクマバチは胸が黄色いが体全体が真っ黒だ。
とにかく素早く飛び回り花での滞在もあっという間で撮るのに苦労したが、撮れた写真を見てこれが外来種「タイワンタケクマバチ」と確信した。
このハチは2006年に愛知県と岐阜県で初めて確認されこれらの個体群はDNA鑑定でアジア大陸産(中国産)と特定されている。その後分布を広げ東京都や埼玉県でも確認されていた。
日本への侵入経路は枯れた竹に営巣することから輸入された竹材に混入していたと考えられている。
同様に中国から輸入された竹材からはムネアカハラビロカマキリやタケオオツクツクも日本に侵入し既に特定地域で定着している。
このハチの東京都や近県の確認情報をちらほら見聞きしていたのだが、まさか目の前に現れるとは驚いた。
fieldの狭山丘陵では個人的に初確認だ。顔の前面が黄色いのでオスのようで近くに竹林がありそこで繁殖している可能性がある。
今後留意する必要がありそうだ。
2024年9月6日 東京都 ハチ目ミツバチ科 タイワンタケクマバチ
2024-09-07 22:31
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峠のコンビニでヤママユに出会う [チョウ目]
職場への通勤途中で埼玉県と東京都の県境に近い場所に峠のコンビニはある。
場所としては埼玉県だ。
湖のほとりで雑木林があり四季を通じて様々な蛾たちが灯りにやって来るのだ。
今朝、立ち寄ると窓ガラスに貼られたポスターの隅に何やら・・・。
最初はポスターのデザインかと思ったが、よくよく見ると今シーズン初見の「ヤママユ」!
西武ライオンズのポスターで今年は最下位に低迷しているが応援に来たのか、とまっていた位置が絶妙に素晴らしい!透けた眼状紋が背景の色を映していた。
翅に傷みの無い奇麗なオスだった。
後翅の眼状紋も撮りたいと翅を開くかと突いたら、飛んで落ちてしまった。
それでも翅を開いて眼状紋を見せてくれたのだが、あのポスターの位置で開いてほしかったなぁとちょっと残念。
この仲間が現れると1年の後半、いよいよ秋から冬という思いが頭をよぎるのだった。
2024年9月6日 埼玉県 チョウ目ヤママユガ科 ヤママユ
場所としては埼玉県だ。
湖のほとりで雑木林があり四季を通じて様々な蛾たちが灯りにやって来るのだ。
今朝、立ち寄ると窓ガラスに貼られたポスターの隅に何やら・・・。
最初はポスターのデザインかと思ったが、よくよく見ると今シーズン初見の「ヤママユ」!
西武ライオンズのポスターで今年は最下位に低迷しているが応援に来たのか、とまっていた位置が絶妙に素晴らしい!透けた眼状紋が背景の色を映していた。
翅に傷みの無い奇麗なオスだった。
後翅の眼状紋も撮りたいと翅を開くかと突いたら、飛んで落ちてしまった。
それでも翅を開いて眼状紋を見せてくれたのだが、あのポスターの位置で開いてほしかったなぁとちょっと残念。
この仲間が現れると1年の後半、いよいよ秋から冬という思いが頭をよぎるのだった。
2024年9月6日 埼玉県 チョウ目ヤママユガ科 ヤママユ
2024-09-06 20:17
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クズの葉が葉脈だけに クズクビボソハムシ [コウチュウ目]
今日久しぶりに調布市、府中市、小金井市にまたがる野川公園をぶらり散策。
林縁のクズが食い荒らされていた。
中には葉脈だけになっている葉もあった。
この辺りでクズを食べるのは葉の縁に食痕を残すコフキゾウムシくらいしか思い当たらない。
先月、このように葛の葉を穴ぼこだらけにした初めて見るハムシを都内で確認していた。
林縁のクズが食い荒らされていた。
中には葉脈だけになっている葉もあった。
この辺りでクズを食べるのは葉の縁に食痕を残すコフキゾウムシくらいしか思い当たらない。
先月、このように葛の葉を穴ぼこだらけにした初めて見るハムシを都内で確認していた。
恐らくしわざの主はそれだろうと探して見るといた!
オレンジ色の見た目は一見ウリハムシとうりだが、ウリハムシはウリ科が食草でクズにはつかない。
よく見ると形や翅の条や点刻がはっきりしている点が異なる。
という事でこれはウリハムシではなく中国原産と言われている外来種の「クズクビボソハムシ」。
2016年に東京都区内で初確認されたようだ。
繁殖力が強く生息域を拡大しているようだ。
クズにたくさんの食痕とオレンジ色のハムシを見つけたらこのハムシだ。
2024年9月5日 東京都(丘陵外) コウチュウ目ハムシ科 クズクビボソハムシ
オレンジ色の見た目は一見ウリハムシとうりだが、ウリハムシはウリ科が食草でクズにはつかない。
よく見ると形や翅の条や点刻がはっきりしている点が異なる。
という事でこれはウリハムシではなく中国原産と言われている外来種の「クズクビボソハムシ」。
2016年に東京都区内で初確認されたようだ。
繁殖力が強く生息域を拡大しているようだ。
クズにたくさんの食痕とオレンジ色のハムシを見つけたらこのハムシだ。
2024年9月5日 東京都(丘陵外) コウチュウ目ハムシ科 クズクビボソハムシ
2024-09-05 19:04
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玄関出たら ハラビロカマキリ? [カマキリ目]
折角なので我が車を背景に。
よく見ると胸の背中腹部側や腿節が赤い。
まさか、ムネアカ?とも思いとりあえず家にお越しいただいた。
カマの腿節部分を見ると黄色い3つの突起なので在来種の「ハラビロカマキリ」でホッとした。
この突起が小さく白くて複数あれば外来種のムネアカハラビロカマキリとなる。
この後、もといた手すりの上に放しておいた。しばらくすると姿は無かった。
しばしどきどきの楽しいひと時を有難う!
2024年9月4日 埼玉県 カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ
2024-09-04 11:57
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8月中旬秩父で [季節]
8月中旬仕事で訪れた秩父の山間で。
ちょっと休憩中にあたりを見ると。
ススキの葉表に小さなバッタ。
単焦点の400㎜望遠レンズしかなかったので記録は距離をとって。
体をかしげた「ツチバッタ」の小さな幼虫がかわいい。
道の上を行ったり来たりしているヤンマがいたがオニヤンマだろうと注視しなかった。
お墓の灯篭の上にとまったのが見えたので、ファインダーを覗いてみると「コオニヤンマ」。
ん~、コオニヤンマが道の上を行ったり来たりはあまり見ないのだがなぁと思ったら、その後道の上を行ったり来たりしていたのはやはりオニヤンマと判明したのだった。
昨年の今頃もここで仕事をしていてゴイシシジミを見つけたので、今年もいるかなと見ると林縁のくらいササの葉上にとまっていた。
おおっ、いたいたと嬉しくなった!
目の前を褐色の物体が飛んで木にとまった。
ぶつかりそうな勢いだった。
すぐに声が聞こえて「アブラゼミ」だとわかった。
翅の先が傷んだオス。危ない危ない!
9月に入ってセミの声もトーンダウンしツクツクボウシが主流だ。
曇りだと昼でもコオロギたちの鳴き声がよく聞こえるようになってきた。
写真を撮った時から間もなく2週間近くになるが、もうこのオスの鳴き声は聞かれないだろうなぁ
今年の残暑はまだもう少し続きそうだが、本当に過去にないたまらない暑い夏だった。
昔夏は生まれ月もあり好きな季節だったがここ数年、いやもうちょっとなぁと思う。
2024年8月24日 埼玉県秩父市 バッタ目イナゴ科 ツチイナゴ、トンボ目サナエトンボ科 コオニヤンマ、チョウ目シジミチョウ科 ゴイシシジミ、カメムシ目セミ科 アブラゼミ
ちょっと休憩中にあたりを見ると。
ススキの葉表に小さなバッタ。
単焦点の400㎜望遠レンズしかなかったので記録は距離をとって。
体をかしげた「ツチバッタ」の小さな幼虫がかわいい。
道の上を行ったり来たりしているヤンマがいたがオニヤンマだろうと注視しなかった。
お墓の灯篭の上にとまったのが見えたので、ファインダーを覗いてみると「コオニヤンマ」。
ん~、コオニヤンマが道の上を行ったり来たりはあまり見ないのだがなぁと思ったら、その後道の上を行ったり来たりしていたのはやはりオニヤンマと判明したのだった。
昨年の今頃もここで仕事をしていてゴイシシジミを見つけたので、今年もいるかなと見ると林縁のくらいササの葉上にとまっていた。
おおっ、いたいたと嬉しくなった!
目の前を褐色の物体が飛んで木にとまった。
ぶつかりそうな勢いだった。
すぐに声が聞こえて「アブラゼミ」だとわかった。
翅の先が傷んだオス。危ない危ない!
9月に入ってセミの声もトーンダウンしツクツクボウシが主流だ。
曇りだと昼でもコオロギたちの鳴き声がよく聞こえるようになってきた。
写真を撮った時から間もなく2週間近くになるが、もうこのオスの鳴き声は聞かれないだろうなぁ
今年の残暑はまだもう少し続きそうだが、本当に過去にないたまらない暑い夏だった。
昔夏は生まれ月もあり好きな季節だったがここ数年、いやもうちょっとなぁと思う。
2024年8月24日 埼玉県秩父市 バッタ目イナゴ科 ツチイナゴ、トンボ目サナエトンボ科 コオニヤンマ、チョウ目シジミチョウ科 ゴイシシジミ、カメムシ目セミ科 アブラゼミ
2024-09-03 20:40
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美しい! ヒラタグンバイウンカ [カメムシ目]
今日仕事の休憩時間に何かいないかとススキを探っていたらいた!
グンバイウンカの仲間だが誰だっけ?
ここでよく見るのはタテスジグンバイウンカだがなんか違う。
調べてみると「ヒラタグンバイウンカ」だった。
昨年9月に見ていたのだが、すっかり忘れていた。
体は淡い緑色で頭部は淡い水色、さらにオレンジ色の筋の配色と透けた翅がとても美しいウンカだ。
体長は1㎝ほどでよく探してよく見なければこの美しさには出会えない!
今日はコンデジの1㎝マクロで撮ったので画質はいまいち、昨年もコンデジだったので次回はミラーレスのマクロレンズでぜひ撮り直したいと思う種だ。
2024年9月1日 東京都 カメムシ目グンバイウンカ科 ヒラタグンバイウンカ
グンバイウンカの仲間だが誰だっけ?
ここでよく見るのはタテスジグンバイウンカだがなんか違う。
調べてみると「ヒラタグンバイウンカ」だった。
昨年9月に見ていたのだが、すっかり忘れていた。
体は淡い緑色で頭部は淡い水色、さらにオレンジ色の筋の配色と透けた翅がとても美しいウンカだ。
体長は1㎝ほどでよく探してよく見なければこの美しさには出会えない!
今日はコンデジの1㎝マクロで撮ったので画質はいまいち、昨年もコンデジだったので次回はミラーレスのマクロレンズでぜひ撮り直したいと思う種だ。
2024年9月1日 東京都 カメムシ目グンバイウンカ科 ヒラタグンバイウンカ
2024-09-01 20:39
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初秋の田んぼで [季節]
前回の続き。
田んぼ脇の林縁でキツネノマゴが咲いていてセセリチョウたちが忙しく飛び回っていた。
一つの花に留まる時間が短く、ようやく葉にとまったところを見ると「イチモンジセセリ」だった。
近くにはカタバミもあり「ヤマトシジミ」たちも飛び交い翅を開いていた。
淡い水色が美しいオス。
シラカシがあったので近くで「ムラサキシジミ」も。
曇り空で残念ながら翅を開いてはくれなかった。
田んぼではトンボたちがこれまた忙しい。
ようやくとまってくれた「シオカラトンボ」のオス。
初夏から見られ発生時期が長いトンボだ。
こちらはよく似た「オオシオカラトンボ」のオス。
シオカラトンボにやや遅れて出てくるがこちらも長く見られる種だ。
オスの複眼の色がシオカラは水色なのに対してオオシオカラは濃い褐色だ。
畔に蔓を伸ばしたヤブガラシには「マメコガネ」のカップルがいた。
一時は多く見られたが、このところ探さなければ見つからないような。
アメリカでは日本から輸出された植物について海を渡り、ジャパニーズビートルと呼ばれ大害虫になっている。
2024年8月29日 埼玉県 チョウ目セセリチョウ科 イチモンジセセリ、シジミチョウ科 ヤマトシジミ、ムラサキシジミ、トンボ目トンボ科 シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コウチュウ目コガネムシ科 マメコガネ
田んぼ脇の林縁でキツネノマゴが咲いていてセセリチョウたちが忙しく飛び回っていた。
一つの花に留まる時間が短く、ようやく葉にとまったところを見ると「イチモンジセセリ」だった。
近くにはカタバミもあり「ヤマトシジミ」たちも飛び交い翅を開いていた。
淡い水色が美しいオス。
シラカシがあったので近くで「ムラサキシジミ」も。
曇り空で残念ながら翅を開いてはくれなかった。
田んぼではトンボたちがこれまた忙しい。
ようやくとまってくれた「シオカラトンボ」のオス。
初夏から見られ発生時期が長いトンボだ。
こちらはよく似た「オオシオカラトンボ」のオス。
シオカラトンボにやや遅れて出てくるがこちらも長く見られる種だ。
オスの複眼の色がシオカラは水色なのに対してオオシオカラは濃い褐色だ。
畔に蔓を伸ばしたヤブガラシには「マメコガネ」のカップルがいた。
一時は多く見られたが、このところ探さなければ見つからないような。
アメリカでは日本から輸出された植物について海を渡り、ジャパニーズビートルと呼ばれ大害虫になっている。
2024年8月29日 埼玉県 チョウ目セセリチョウ科 イチモンジセセリ、シジミチョウ科 ヤマトシジミ、ムラサキシジミ、トンボ目トンボ科 シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コウチュウ目コガネムシ科 マメコガネ
2024-08-31 20:12
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久しぶりに田んぼへ [季節]
まだ九州にいる台風10号Shanshanだが、こちら埼玉県でも夕方から強い雨が降り続いている。
自転車並みのゆっくりの速度のため動きが遅い。偏西風は日本のかなり北側を吹いていて東の高気圧も離れている事からこれらの影響を受けないので動きが加速せずどこに動くのか予測できないため予報円が大きいままで進路が定まらないようだ。
今日は午後から雨が降る前に丘陵北側の谷戸の田んぼに行ってみた。
この夏は仕事中あまりもの暑さで休みの日はぐったりしてfieldにほとんど出ずじまいだった。
久しぶりの田んぼは一部の稲が黄金色の穂を垂れていて歩くとイナゴたちが足元から歩く先へと飛んで行った。
まだ花が咲いているイネに「ハネナガイナゴ」のカップルがいた。
黄金色の田んぼでも葉を食べる姿が。
畔にはようやく成虫になった「オンブバッタ」のメスがいた。
メスに比べてほんとに小さなオス。
あたりを見回したが名の通りのおんぶしたのは見つからなかった。
杭の上にいたのは「コバネイナゴ」のメスだろう。
ここは以前コバネイナゴばかりだったが、その後ハネナガイナゴが発生して今はハネナガの方が多い印象だ。
コバネイナゴに比べるとハネナガの方が発生が早いと思われる。
大粒の雨が落ちてきたので今日の観察はここまで。
2024年8月29日 埼玉県 バッタ目バッタ科(イナゴ科) ハネナガイナゴ、コバネイナゴ、オンブバッタ科 オンブバッタ
自転車並みのゆっくりの速度のため動きが遅い。偏西風は日本のかなり北側を吹いていて東の高気圧も離れている事からこれらの影響を受けないので動きが加速せずどこに動くのか予測できないため予報円が大きいままで進路が定まらないようだ。
今日は午後から雨が降る前に丘陵北側の谷戸の田んぼに行ってみた。
この夏は仕事中あまりもの暑さで休みの日はぐったりしてfieldにほとんど出ずじまいだった。
久しぶりの田んぼは一部の稲が黄金色の穂を垂れていて歩くとイナゴたちが足元から歩く先へと飛んで行った。
まだ花が咲いているイネに「ハネナガイナゴ」のカップルがいた。
黄金色の田んぼでも葉を食べる姿が。
畔にはようやく成虫になった「オンブバッタ」のメスがいた。
メスに比べてほんとに小さなオス。
あたりを見回したが名の通りのおんぶしたのは見つからなかった。
杭の上にいたのは「コバネイナゴ」のメスだろう。
ここは以前コバネイナゴばかりだったが、その後ハネナガイナゴが発生して今はハネナガの方が多い印象だ。
コバネイナゴに比べるとハネナガの方が発生が早いと思われる。
大粒の雨が落ちてきたので今日の観察はここまで。
2024年8月29日 埼玉県 バッタ目バッタ科(イナゴ科) ハネナガイナゴ、コバネイナゴ、オンブバッタ科 オンブバッタ
2024-08-29 21:09
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樹洞に営巣したキイロスズメバチ [ハチ目]
歩いているとスズメバチ注意の規制帯があった。
樹液に来ているのか?巣があるのか?
探すと樹液は出ていないのでどこかに巣があるのだろう。
探してみると高さ約6mほどの枝の樹洞で出入りしていた。
過去の経験から樹洞に営巣するのはほとんどがモンスズメバチでそれ以外はモンスズメバチの巣を乗っ取ったチャイロスズメバチだ。
カメラで樹洞の入り口を撮影してみると巣の主は「キイロスズメバチ」だった。
こんな細い枝の樹洞でキイロスズメバチが営巣するのは珍しい。
キイロスズメバチの多くは周りが開放的な高い枝に大きいものでは直径50㎝ほどの丸い巣をつくり2000頭程の要塞を作ることが知られている。
こんな細い枝の樹洞の中ではすぐに手狭になってしまうのは目に見えている。
そのうちここから別の場所に巣を移動する可能性が高い。
今後注視したい。
よく見るキイロスズメバチの巣。
2024年8月25日 東京都 ハチ目スズメバチ科 キイロスズメバチ
樹液に来ているのか?巣があるのか?
探すと樹液は出ていないのでどこかに巣があるのだろう。
探してみると高さ約6mほどの枝の樹洞で出入りしていた。
過去の経験から樹洞に営巣するのはほとんどがモンスズメバチでそれ以外はモンスズメバチの巣を乗っ取ったチャイロスズメバチだ。
カメラで樹洞の入り口を撮影してみると巣の主は「キイロスズメバチ」だった。
こんな細い枝の樹洞でキイロスズメバチが営巣するのは珍しい。
キイロスズメバチの多くは周りが開放的な高い枝に大きいものでは直径50㎝ほどの丸い巣をつくり2000頭程の要塞を作ることが知られている。
こんな細い枝の樹洞の中ではすぐに手狭になってしまうのは目に見えている。
そのうちここから別の場所に巣を移動する可能性が高い。
今後注視したい。
よく見るキイロスズメバチの巣。
2024年8月25日 東京都 ハチ目スズメバチ科 キイロスズメバチ
2024-08-26 21:52
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