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いよいよ 春の蛾たち [季節]

今日の朝、職場の玄関を開けようとしてふとしたを見ると2種の蛾がいた
ここにいるという事は、先に玄関を開けた時に驚いて落ちたのだろう

1種は前翅にㇵの字がある春の蛾の「ハスオビエダシャク」だ
春に現れる蛾で、幼虫は様々な樹木の葉を食べる広食性
ここにいると次来た人に踏まれてしまうので、避難させようと指にとまらせたらすぐに飛んで行ってしまった
ハスオビエダシャク0315.JPG



















隣にいたもう1種はこちらも春に現れるシックな色合いの「アトジロエダシャク」
アトジロエダシャク0315.JPG



















指を差し出すと乗ってきた
こちらも飛ぶかと離れた林縁で指を振ると期待外れに下に落ちて死んだふり
まぁ、踏まれることは無いのでそのままに
アトジロエダシャク0315-1.JPG



















雑木林の林縁ではキク科の「センボンヤリ」が落ち葉の下から小さく可愛い春の花を咲かせていた。
センボンヤリは年に2回、春の花と夏の花を咲かせる
春は写真のような白い花弁の花だが、夏は茎がググっと伸びた閉鎖花をつける
この夏の花が名の由来となったのだろう
どちらの花も魅力的なセンボンヤリだ
センボンヤリ0315.JPG



















2024年3月15日 東京都 チョウ目シャクガ科 ハスオビエダシャク、アトジロエダシャク、キク目キク科 センボンヤリ

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はて?この蛾は?

強風の中吹き降りの雨が降ったり、晴れても風が強かったりと荒れた天候が多く、今年の早春は暖かく穏やかな日が少ないなぁと感じている。

いち早く子育てを始める「モズ」たちのカップルがあちこちで見られるようになった。
秋から冬の間はオスメスそれぞれが縄張りを張っているが、早春になるといつのまにかなわばりの中にオスメスがいる。鳥たちの中でもエナガと共に営巣が早い。
この日もここはオスの縄張りだったが、メスが枝先から獲物を探していた。
モズ0303-1.JPG



















やっぱりモズコはモズオより顔つきが優しいなぁ!
モズ0303-2.JPG



















職場の玄関にいたシャクガ。
ん~、見たことがあるのだが思い出せない。
netで調べても見当たらず。
何だったかと思っていたら、FBの知人の投稿でようやくわかった「トギレフユエダシャク」のオス。
そもそもトギレフユエダシャクはfieldで見る機会が少なく、自分の探し方もあるのだろうが恐らく局地的なのではないだろうか。
なので調べる対象から外れていた。
今シーズン13種目のフユシャクだがもう終盤で、翅の大きなトギレのメスを見てみたいのだが・・・
トギレフユエダシャク0311.JPG



















2024年3月3、11日 スズメ目モズ科 モズ、チョウ目シャクガ科 トギレフユエダシャク

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カンヒザクラとヘイシチザクラ

秋ごろ頃からだったか、fieldの池では「キンクロハジロ」のメスが1羽でずっと居着いていた。
先週あたりからオスが数羽見られるようになった。
この池は多摩湖の堤防下にあるので、多摩湖と行き来していて色々な種がやって来る。
キンクロハジロ0305.JPG



















今シーズンfieldではアカゲラが例年になく多く見られている。
ナラ枯れの影響なのではとの声もあるがよくわからない。
鳴き声を聞いて探してみるとアカゲラの方が多く、いつも見られる「アオゲラ」は出会う機会が少なかった。
この日は久しぶりに、アオゲラのオスが幹を突いているところに出会えた。
アオゲラ0305.JPG



















3月5日、カンヒザクラが咲き始めた。
開花気が早く、下向きに開きらないで咲く濃いピンク色の花が美しいサクラだ。
カンヒザクラ0305.JPG



















カワヅザクラの傍らにあり、カワヅが咲き初めてまもなく咲くサクラがある。
問い合わせも多くあるが、種がわからないでいた。
専門家に尋ねても埒が明かずだったが、どうやら「ヘイシチザクラ」ではないかとのこととなった。
ヘイシチザクラは大寒桜とカンヒザクラの交雑種と言われている。
蕾や花は下向きで色が濃いところはカンヒザクラと似ているが、花は普通のサクラのように開きなかなか人気がある。
それにしてもサクラの同定は難しい・・・
ヘイシチザクラ0305.JPG



















2024年3月5日 東京都 カモ目カモ科 キンクロハジロ、キツツキ目キツツキ科 アオゲラ、バラ目バラ科 カンヒザクラ、ヘイシチザクラ

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3月3日 [季節]

3月3日のひなまつり 縁が無いのでいつも通り


晴れて暖かく、白いチョウが飛んでいた

既に見ていたモンキチョウかなぁと思いつつも追いかけて、とまったところを見ると今年初めて見る「モンシロチョウ」の新成虫だった
いよいよチョウたちにも春の訪れ
次に見られる新成虫は順にルリシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミだろうか?
モンシロチョウ0303.JPG



















サクラでは「オカメ」が咲き始めた
小さな花で濃いピンク色が美しい好きなサクラの一つ
カンヒザクラとマメザクラの交配種らしい

オカメ0303.JPG





















「ジョウビタキ」のオスが目の前に飛んで来た

この姿が見られるのはもうあとどれくらいだろうか?
早く温かくなって欲しいが、姿が見られなくなるのは寂しい・・・
ジョウビタキ0303.JPG



















とっくに咲き始めていた「カワヅザクラ」は見頃を迎えて、お花見を楽しむ人が多く訪れていた
そんな景色に黄色い「マンサク」が色を添えていた
マンサクとサクラとお花見.JPG



















2024年3月3日 東京都 チョウ目シロチョウ科 モンシロチョウ、バラ目バラ科 オカメ、カワヅザクラ、スズメ目ヒタキ科 ジョウビタキ、ユキノシタ目マンサク科 マンサク

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春よ来い! [季節]

3月に入っても2度も雪が降り、まだまだ北風が冷たい
昨日谷戸を歩いていると足元に小さな春が 「フキノトウ」
寒さの中、ほっと温まった
フキノトウ0309.jpg



















白いスミレを見つけた
マルバスミレって思ったがまだ早い そうそう早く咲くあの御紋に似た葉の「アオイスミレ」
アオイスミレ0309-1.jpg



















少しずつ、着実に春の足音
アオイスミレ0309-2.jpg



















毎年「ウラギンシジミ」の越冬が見られるネズミモチの葉裏 今年はその姿が見られなかった

昨日、いないだろうなとたまたま見てみると、なんといた!
暖かい日が続いてどこかで越冬していたのが、ここに場所を移したようだ

翅の間に触角をしまっているので、再び越冬モード

あと少し 頑張って!
待ち遠しい 春よ来い

ウラギンシジミ0309 (2).jpg



















2024年3月9日 東京都 キク目キク科 フキ、キントラノオ目スミレ科 アオイスミレ、チョウ目シジミチョウ科 ウラギンシジミ

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丘陵北側をぶらぶら [季節]

今日は午後から埼玉県の丘陵北側をちょっとぶらぶら。
湿地では産んで少し経っている「ニホンアカガエル」の卵塊がいくつかあったが、、まだここではオタマジャクシの姿は見られなかった。もうちょっとかな。
ニホンアカガエル0307.JPG



















雑木林を歩いていると、サクラの幹に蛾を見つけた。
フユシャクかと思ったら、残念春に出現する蛾の「ウスベニスジナミシャク」。
今回の褐色型と褐色部分が緑色の緑色型がいる。
今シーズンのフユシャクは今まで12種を確認しているが、シモフリトゲ、シロトゲ、フチグロトゲエダシャクをまだ見ていない。この3種を気にかけているが、なかなか出会えないでいる。
ウスベニスジナミシャク0307.jpg






















畑には複数の哺乳類のフィールドサイン 足跡があった。
中でも、真っすぐに続いている足跡は「ホンドキツネ」だろうか?
各地でその存在が危ぶまれているが、丘陵では人知れず子育てをして命を繋いでいる。
これからもそういった環境を守り残していかなければならない。
フィールドサイン0307.JPG





























2024年3月7日 埼玉県 無尾目アカガエル科 ニホンアカガエル、チョウ目シャクガ科 ウスベニスジナミシャク

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湿地でルリビタキのオス [鳥類]

今日は陽射しも暖かく午後から少し風が吹いたが、陽射しの暖かさが勝ってこのところにしては過ごしやすかった。
昨日、もうそろそろかなとシュンランを見てみたら蕾が大きくなっていて暖かければもう少しで咲きそうだ。
例年早くに開花する場所ではすでに咲いているだろう。
シュンラン0302.JPG



















コンクリートの道路脇に咲いていた「シロバナヒメオドリコソウ」。
毎年この場所で花が見られるが、今年も期待通り!
先日の雨で土が葉に被っているのがちょっと残念だったが・・・
シロバナヒメオドリコソウ0302.JPG



















谷戸の湿地のビオトープを訪れると「ルリビタキ」のオスがいた。
いつもこの辺りはジョウビタキの縄張りなのだが、数日前からルリオが居ついている。
ルリビタキ0302-1.JPG



















刈られたヨシの短い茎にとまったり、水面に浮いた茎に降りて何かをしきりに啄んでいた。
近付いても逃げず、この辺りを飛んでは止まりを繰り返していた。
ルリビタキ0302-2.JPG



















毎年この谷戸には数羽のルリビタキのオスがやって来るが、これだけ近寄っても逃げない個体は珍しい。
自分の姿を見て欲しいのか?、サービス精神が旺盛なのだろうか?
どちらにせよ有り難い事だ。
ルリビタキ0302-3.JPG



















2024年3月2日 東京都 キジカクシ目ラン科 シュンラン、シソ目シソ科 シロバナヒメオドリコソウ、スズメ目ヒタキ科 ルリビタキ

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マエムキダマシ [カメムシ目]

このところ花粉の飛散が凄い。
今日も朝から鼻がムズムズ、目がしょぼしょぼ、くしゃみが。
数日、花粉の飛散が多いという日に太陽を撮って見たら見事な花粉光環。
花粉光環0227.JPG






















原っぱのギシギシの仲間の葉に越冬明けの「コガタルリハムシ」が交尾中。
と思って写真を撮ったらオスは地面に転がっていた(^^
敏感だなぁ
コガタルリハムシ0302.JPG




















ヤツデの葉をめくるとマエムキダマシこと「クロスジホソサジヨコバイ」。
さて、どっちが頭?
クロスジホソサジヨコバイ0302.JPG





























2024年2月27日、3月2日 東京都 コウチュウ目ハムシ科 コガタルリハムシ、カメムシ目ヨコバイ科 クロスジホソサジヨコバイ

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昨日今日の蛾 [チョウ目]

昨日、トイレで見つけた蛾。
翅を開いた大きさが15㎜ほどと小さいが、波型のデザインがとても奇麗だった。
ナミシャクの仲間かと調べたがなかなかわからず、ようやく「ケブカチビナミシャク」に落ち着いた。
色々なサイトで発生時期が5月、7-11月、12月とあり、出現期が異なるのだが、どうにもこの種以外には見当たらない。
ケブカチビナミシャク0224.jpg



















反対側の壁にもこれまた小さなハマキガの仲間がいた。
見覚えがあったが、名前が思い出せない。

散々調べてようやく・・・、そうそう、「ハイミダレモンハマキ」だった。
図鑑やサイト写真と撮った写真を見比べるが、このところどうもこれに時間がかかってしょうがない。
集中力の欠如か?勘が鈍ったか?
ハイミダレモンハマキ0224.jpg



















今朝、職場の入り口にいたのは早春の蛾の「スモモキリガ」。
これは前翅外縁近くの2つの黒斑とその上の腎状紋で調べずともわかった。
多くの種がいる蛾の仲間、知識が乏しいのと物忘れが激しいのとで見てすぐにわかる種は非常に少ない。
スモモキリガ0225.jpg



















2024年2月24-25日 東京都 チョウ目シャクガ科 ケブカチビナミシャク、ハマキガ科 ハイミダレモンハマキ、ヤガ科 スモモキリガ

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春の蛾 ホソバトガリエダシャク [チョウ目]

今日は朝から雪、積もることは無かったが昼頃まで降って寒く真冬に逆戻りの気候。
体調を崩さぬようにしなければと気を遣う!

そんな中咲いていた「アセビ」の花。
まだ咲き始めだが、これからあちこちで花が見られるだろう。
アセビ0223.jpg



















トイレの壁で見つけたのは「ハイイロフユハマキ」。
以前の名前はフユシャクモドキと可哀想な名だった。フユシャクはシャクガ科だが、この蛾はハマキガ科だ。
ハイイロフユハマキ0223.jpg



















今日、あちこちのトイレや建物の照明で見られた「ホソバトガリエダシャク」。
ホソバトガリエダシャク0223-1.jpg



















3月前後から見られる春の蛾で、着実に春が近づいていることを様々な生きのもたちが教えてくれる。
ホソバトガリエダシャク0223-2.jpg



















季節とはあまり関連が無いが、雨や雪のお陰で落ちた枯れ枝に「シロキクラゲ」が発生していた。
中華料理で知られるキクラゲの仲間。
シロキクラゲ0223.jpg



















すぐ隣の枯れ枝には通称タマチャンの「タマキクラゲ」が。
乾燥していると黒くて小さな粒のようだが、水を含むとこのように膨らむ。こちらも食べられるらしいが味が無さそう。
タマキクラゲ0223.jpg



















2024年2月23日 東京都 ツツジ目ツツジ科 アセビ、チョウ目ハマキガ科 ハイイロフユハマキ、シャクガ科 ホソバトガリエダシャク、シロキクラゲ目シロキクラゲ科 シロキクラゲ、キクラゲ目キクラゲ科 タマキクラゲ

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