いつの間にか土壌動物シリーズ イッスンムカデ? [その他]
日曜日、あるところで土壌動物メインの観察会を行った。
その予行演習?使う写真撮影?のために雑木林で落ち葉や朽木をひっくり返してみた。
そこで見つけたタマヤスデ、マクラギヤスデ、ヒメフナムシとこのところ土壌動物シリーズになっている。
今回はムカデ。
先に記載したタマヤスデなどのヤスデとムカデはよく似ているが、外見上大きく異なるのは脚。
ヤスデは一つの体節に2対の脚を持つが、ムカデの脚は1対だそうだ。
また、ヤスデは落ち葉などを食べ毒はなく体から臭い臭いを出すが、ムカデは肉食で毒顎を持っている。
朽木をひっくり返すと出てきた大きさ3cmほどの真っ赤なムカデの仲間。
手持ちの図鑑で調べるとイシムカデの仲間の「イッスンムカデ」のようだが、専門書ではないので確定は出来ない。
取り敢えずの決め手は一寸=3cmの大きさと、15対30本の脚だ。
イッスンムカデより体は細いが長いムカデも見つかった。
その予行演習?使う写真撮影?のために雑木林で落ち葉や朽木をひっくり返してみた。
そこで見つけたタマヤスデ、マクラギヤスデ、ヒメフナムシとこのところ土壌動物シリーズになっている。
今回はムカデ。
先に記載したタマヤスデなどのヤスデとムカデはよく似ているが、外見上大きく異なるのは脚。
ヤスデは一つの体節に2対の脚を持つが、ムカデの脚は1対だそうだ。
また、ヤスデは落ち葉などを食べ毒はなく体から臭い臭いを出すが、ムカデは肉食で毒顎を持っている。
朽木をひっくり返すと出てきた大きさ3cmほどの真っ赤なムカデの仲間。
手持ちの図鑑で調べるとイシムカデの仲間の「イッスンムカデ」のようだが、専門書ではないので確定は出来ない。
取り敢えずの決め手は一寸=3cmの大きさと、15対30本の脚だ。
イッスンムカデより体は細いが長いムカデも見つかった。
ベニジムカデの仲間だと思うが種名まではわからない。
この仲間もこういった環境の常連のようだ。
日本産土壌動物という図鑑がありこれがあればおおむね同定は出来ると思われるが、あまりに高価でとても手が届かない。
でも土壌動物シリーズはまだ続くよ!
2018年1月20日 東京都 ムカデ目イッスンムカデ科 イッスンムカデ?、ジムカデ目ベニジムカデ科の一種?
この仲間もこういった環境の常連のようだ。
日本産土壌動物という図鑑がありこれがあればおおむね同定は出来ると思われるが、あまりに高価でとても手が届かない。
でも土壌動物シリーズはまだ続くよ!
2018年1月20日 東京都 ムカデ目イッスンムカデ科 イッスンムカデ?、ジムカデ目ベニジムカデ科の一種?
雑木林のフナムシ [その他]
このところ雑木林の土壌動物の観察会をしたこともありその仲間を紹介している。
寒い冬、一見何もいないように見える場所でもよく探せば色々な生き物が見つかる。
先の記事でも述べたが皆、落ち葉や朽木を食べて土に返す雑木林にとって大事な役割を担っている。
寒い冬、一見何もいないように見える場所でもよく探せば色々な生き物が見つかる。
先の記事でも述べたが皆、落ち葉や朽木を食べて土に返す雑木林にとって大事な役割を担っている。
そんな中でも個人的に印象的な種が「ヒメフナムシ」だ。
フナムシといえば海釣りをした人なら誰でも知っている海ではポピュラーな存在。
海辺のテトラポットに群れをなし、近づくと一斉に逃げる、フナムシを餌にクロダイ(チヌ)釣りをしたこともある。
海にいるフナ虫とそっくりなのが遠く離れた雑木林にいるのには驚いた。
分類上は属は異なるがどちらも同じ仲間のようだ。
棲んでいる環境にはよく似たダンゴムシやワラジムシなどがいる。
ダンゴムシは丸くなるがこのヒメフナムシとワラジムシは丸まらない。
ヒメフナムシの方がワラジムシより艶があることが見た目の識別点だろうか。
フナムシといえば海釣りをした人なら誰でも知っている海ではポピュラーな存在。
海辺のテトラポットに群れをなし、近づくと一斉に逃げる、フナムシを餌にクロダイ(チヌ)釣りをしたこともある。
海にいるフナ虫とそっくりなのが遠く離れた雑木林にいるのには驚いた。
分類上は属は異なるがどちらも同じ仲間のようだ。
棲んでいる環境にはよく似たダンゴムシやワラジムシなどがいる。
ダンゴムシは丸くなるがこのヒメフナムシとワラジムシは丸まらない。
ヒメフナムシの方がワラジムシより艶があることが見た目の識別点だろうか。
撮った写真を見るヒメフナムシの右上に小さな生きものが写っていた。
調べるとオチバカニグモの仲間のようだ。
落ち葉の下で獲物を探すハンター。
小さな生きものの世界も面白そうだ!
2018年1月20日 ワラジムシ目フナムシ科 ヒメフナムシ、クモ目カニグモ科 オチバカニグモの1種
調べるとオチバカニグモの仲間のようだ。
落ち葉の下で獲物を探すハンター。
小さな生きものの世界も面白そうだ!
2018年1月20日 ワラジムシ目フナムシ科 ヒメフナムシ、クモ目カニグモ科 オチバカニグモの1種
列車の枕木 マクラギヤスデ [その他]
オカダンゴムシのそっくりさん タマヤスデ [その他]
冬の雑木林の落ち葉や朽木をひっくり返してみると色々な生きものが見つかる。
都会の公園などでは、子供たちもよく知っている触ると丸くなるダンゴムシがいる。
良く見かけるのはオカダンゴムシという種類で、丸くなることからマルムシ、まるちゃんと子供の頃は呼んでいた。
だが、少し自然豊かな雑木林にそのそっくりさんがいることを知る人は少ないだろう。
都会の公園などでは、子供たちもよく知っている触ると丸くなるダンゴムシがいる。
良く見かけるのはオカダンゴムシという種類で、丸くなることからマルムシ、まるちゃんと子供の頃は呼んでいた。
だが、少し自然豊かな雑木林にそのそっくりさんがいることを知る人は少ないだろう。
これがそのそっくりさん、たまちゃんこと「タマヤスデ」だ。
丸まったところはそっくりだが、大きさはダンゴムシよりかなり小さい。
見つけてもダンゴムシと思われていることが多いのかもしれない。
現地ではなかなか動きださないので、持ち帰って暖かい部屋に置いてみた。
少しするとようやく動き出した。
ダンゴムシとは大きさの他にも足の数が異なり、ダンゴムシは7対14本だがタマヤスデは17対34本もあるのだ。
とてもよく似ているが、分類上はダンゴムシがエビやカニに近い仲間であるのに対してタマヤスデはムカデと同じ仲間と全く違う。どちらも落ち葉などを食べて分解する雑木林にとっては重要な役割を果てしているのは同じだ。
日本に棲むタマヤスデは10種いるそうだが、それを識別できる文献を持ち合わせていないので、この個体は正確に言えばタマヤスデの仲間ということになる。
ダンゴムシとタマヤスデ、こんなに見た目や住んでいる場所、食べ物も似ているのに違う種であることに驚かされる。
まるちゃんとたまちゃんはアニメでは親友なので、この2種もきっとそうに違いない!と思う。
2018年1月20日 東京都 タマヤスデ目タマヤスデ科 タマヤスデの1種
丸まったところはそっくりだが、大きさはダンゴムシよりかなり小さい。
見つけてもダンゴムシと思われていることが多いのかもしれない。
現地ではなかなか動きださないので、持ち帰って暖かい部屋に置いてみた。
少しするとようやく動き出した。
ダンゴムシとは大きさの他にも足の数が異なり、ダンゴムシは7対14本だがタマヤスデは17対34本もあるのだ。
とてもよく似ているが、分類上はダンゴムシがエビやカニに近い仲間であるのに対してタマヤスデはムカデと同じ仲間と全く違う。どちらも落ち葉などを食べて分解する雑木林にとっては重要な役割を果てしているのは同じだ。
日本に棲むタマヤスデは10種いるそうだが、それを識別できる文献を持ち合わせていないので、この個体は正確に言えばタマヤスデの仲間ということになる。
ダンゴムシとタマヤスデ、こんなに見た目や住んでいる場所、食べ物も似ているのに違う種であることに驚かされる。
まるちゃんとたまちゃんはアニメでは親友なので、この2種もきっとそうに違いない!と思う。
2018年1月20日 東京都 タマヤスデ目タマヤスデ科 タマヤスデの1種
10年とは早いもの [その他]
2018年が始まった。
今年はどんな年になるだろうか?
今年はどんな年になるだろうか?
どんな年にするかは自分の思い次第なのだろう。
このblogを始めたのは2007年10月7日、はや10年が経った。
当時の小学校4年生が成人になる年月だ。
第1回は「もう冬?」というお題だった。
初めは身の回りの事を書いていたが、少しして虫を主とした自然の不思議や面白さを写真で紹介することで自然に興味を持ってもらうとともにその大切さを伝えたいと思うようになった。
毎日更新が目標だったが、仕事もあってこれまで平均すればおおよそ8割ほどの達成率だろうか。
まぁ、飽き性の自分としてはよく続いたほうだ。
その思いがどれだけの人に伝わったかはわからない・・・。
長年勤めた仕事を辞めて自然に関わる仕事を始めたのが2008年だから、今年が区切りの年でもある。
蓄えもあったが、まぁよくこの10年食べてこれたと仕事をくださった方々にとても感謝している。
さて次の10年、そろそろ人生も終盤 何をすべきか時に流されずに考える年にしたい!
このblogを始めたのは2007年10月7日、はや10年が経った。
当時の小学校4年生が成人になる年月だ。
第1回は「もう冬?」というお題だった。
初めは身の回りの事を書いていたが、少しして虫を主とした自然の不思議や面白さを写真で紹介することで自然に興味を持ってもらうとともにその大切さを伝えたいと思うようになった。
毎日更新が目標だったが、仕事もあってこれまで平均すればおおよそ8割ほどの達成率だろうか。
まぁ、飽き性の自分としてはよく続いたほうだ。
その思いがどれだけの人に伝わったかはわからない・・・。
長年勤めた仕事を辞めて自然に関わる仕事を始めたのが2008年だから、今年が区切りの年でもある。
蓄えもあったが、まぁよくこの10年食べてこれたと仕事をくださった方々にとても感謝している。
さて次の10年、そろそろ人生も終盤 何をすべきか時に流されずに考える年にしたい!