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コジュケイ 水を飲む [鳥類]

年中干上がらない小さな池を覗いてみると、まるまるとした2羽の「コジュケイ」が水を飲んでいた。
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コジュケイは時折姿を見るが、水を飲んでいるのは初めて見た。
嘴で水をすくって上を向いて流し込んでいるようだった。
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別の場所では、久しぶりの「ジョウビタキ」のオスがいた。
来週にはバードウォッチングがあるが、その時もすがたをみせてほすぃものだ。
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林内では冠毛が濃いピンク色の「コウヤボウキ」があった。
コウヤボウキ0113.JPG




















地面で餌を捕っていた「ツグミ」の群れが一斉にこちらに気付いて飛びあがった。
この写真より下の枝にも多数がいた。
みな好き勝手な方角を向いているのがなんともツグミらしい!
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2024年1月13日 東京都 キジ目キジ科 コジュケイ、スズメ目ヒタキ科 ジョウビタキ、ツグミ

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カラスのモビング [鳥類]

空を飛翔する猛禽類を見ていると、時折カラスたちがまとわりついてくる。
この日旋回していた「ノスリ」に一羽のハシブトカラスが近づいてきた。
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ノスリより一回り以上小さいだろう。
大きなものにも果敢に攻める。
この時は、ノスリが距離を保ちながら飛び続けてカラスは離れていった。
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その後、ハイタカ属とハシブトガラスが絡んでいた。
かなり遠く双眼鏡では種が特定できなかったが、撮った写真を見ると「ハイタカ」だった。
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間もなくカラスがハイタカに接近して攻撃したが、ハイタカが余裕でかわした。
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この後、カラスは去っていった。
この行動にどんな意図があったのだろう?
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昨年春、「クマタカ」が複数のハシブトガラスに追われているシーンを目にした。
体がカラスより大きなクマタカだが、さすがにこれだけの数のカラスを相手では逃げるしかないだろう。
この後無事、逃げ切った。この個体は若鳥のように思われた。


モビングとは野鳥が強者に対して弱者が単独や群れで付きまとって追い払う行動で、擬攻撃と呼ばれる。
捕食動物に対して攻撃を諦めさせる、追い払う、若い個体に危険な捕食動物を教える効果があるとも言われている。(平塚博物館、(公財)山階鳥類研究所)

人間界では職場で嫌がらせによりターゲットを排除する行為を指すという。
鳥類のモビングは返り討ちに会い命を落とす小鳥は稀で目的を全うすることが多いのではないだろうか。
一方の人間界のモビングは陰湿で精神的に苦痛を受けあってはならないことだと思う。
身近にそういったケースを見た事がないが、そんなことがあるなら鳥に見習えと思う!
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2023年 埼玉県(丘陵外) タカ目タカ科 ノスリ、ハイタカ、クマタカ

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ジョビオとジョビコ どうなる? [鳥類]

この冬もあちこちで「ジョウビタキ」のヒーヒー♪という声や姿が見られるようになった。
ジョウビタキは冬鳥で夏季は中国大陸、ロシアやバイカル湖で繁殖し冬に日本に渡ってくる冬鳥だ。
日本ではオスメス共に縄張りを張って単独で生活している。

11月のいつ頃からか丘陵の小さな公園に、ジョウビタキのオスとメスが居ついている。
縄張りの一部が重なり合っているのか、お互い鳴いて追いかけあって縄張りを主張していた。
この日いつものように2羽の声が聞かれ、桜の枝に2羽の姿が。
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枝先にオス、すぐ近くにメス。
見ていたらメスに追われてオスがこの枝先にやって来た。
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こんなことが1か月ほど続いているようだ。
メスの動きを見るオス。
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オスにじわじわとにじみ寄るメス。
この後オスはメスに追いやられてしまった。

さて今後どうなるのか?
仲良く渡る春までこの場で一緒に姿を見せてくれるか?
それともどちらかが独占するのか?
今後の観察が楽しみだ!
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2023年12月1日 東京都 スズメ目ヒタキ科 ジョウビタキ

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ヤマガラ エゴの種子を食べる [鳥類]

葉の落ちたエゴノキに数羽の「ヤマガラ」がいた。
ビービー♪ ニーニー♪と賑やかだ。
1羽が枝で足で抑えた何かをしきりに突いていた。
こげ茶色のラグビーボールのようなものはエゴノキの種。
秋によく見るぶら下がった薄緑色の丸い実の中身。
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この木にもまだぶら下がった実がいくつかあった。
ヤマガラはこの種が大好物で秋以降エゴノキに執着して周りでよく見られる。
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今の時期、エゴノキの種子のいくつかの中にはエゴヒゲナガゾウムシの幼虫がいる。
幼虫が成長した種の中はその幼虫と糞だけだろうからすぐに幼虫をつまみ出すかとしばらく見ていた。
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が、くちばしの先には色は幼虫と似ているがこれは種の中身だろう。
残念ながらそのシーンはお預けとなった。
ゾウムシは種の中で冬を越して夏に蛹となり成虫として出てくる。
なのでまだしばらくの間はチャンスがあるという事だ。

パソコンのOSはWindows10を使用していたが25年10月サポート終了という事で、まだ2年ほどあるものの無料なので一昨日11にアップデートした。色々面倒臭いかと思ったが、そんなこともアップ後の不具合も全くなくちょっと拍子抜けした。

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2023年11月28日 東京都 スズメ目シジュウカラ科 ヤマガラ

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職場の公園にキジがいた! [鳥類]

職場の一つは東京都の多摩湖と西武鉄道の多摩湖線の間にある都立公園。
園内は芝生広場や雑木林、ススキ原っぱなどがある。
昨日の朝、そんな公園のススキ原っぱの脇に何と「キジ」のメスが、驚いた!
その周りには普段見られない好奇心からか3羽のハシボソガラスが取り囲んでいた。
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ここのハシボソガラスは見たことが無いかもしれないが、スタッフもここでキジを見たのは初めて。
元来ここに定着してはいないので、ん~、多摩湖周辺から飛んで来た可能性が高い。
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ハシボソガラスがにじり寄るのを嫌ったか、多摩湖堤防の斜面に飛んで行った。
その後どこへ行ったか確認していないが、元いた場所に帰っていればいいのだが・・・。
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2023年12月1日 東京都 キジ目キジ科 キジ

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タカを見る [鳥類]

昨晩毎回楽しみにしているNHKのドキュメント72時間は「長野 タカを見上げる峠で」だった。
多くの人が白樺峠に集い、渡りゆくタカを見ている。
それぞれの人がそれぞれの思いで双眼鏡やカメラを構えている姿は、いつもの72時間だ。
今回のテーマがいつもと違うのは、自分も同じように山でタカを見ている事。
白樺峠は渡り途中のタカたちが集まって、上昇気流に乗ってタカ柱を作りさらに南を目指していく。
僕はタカ柱を見たことが無いが、それはそれは素晴らしい光景に違いないと思う。

一昨日、山でタカを見ていると、「クマタカ」が目の前に現れた。
今までにこれほど低空で見たのは数えるほどだった。
ここでは繁殖も確認されていて幼鳥の姿も見られるが、姿を見せてくれたのは成鳥で繁殖に成功した個体かもしれない。胸のあたり素嚢が膨らんでいるので食後かな。
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この後、ハシブトガラスに追われて尾根の向こうへ飛び去った。
カラスと比べてこれほどの体格差で反撃すればカラスはひとたまりもないと思うのだが、能ある鷹は爪を隠すと言われるように反撃したところを見たことが無い。
無益な争いはしないのだろう。

TVに映し出された方々と僕の違いは、僕が生活の糧としてタカを見ている事。
なので渡りの時期だけでなく1年じゅう見ている。
一日その場にいて全く見られない日もあるが、そんな時山々を見ているだけで気持ちが落ち着く。
この日、クマタカが飛んだのは2回だけだったが、その姿を見られた事に感謝である。
タカへの思いで通づる部分も多々あって見ていて面白かった。
数年後、ひょっとしたらこの群衆の中に自分がいるかもとも思ったのだった。
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2023年11月9日 埼玉県(丘陵外) タカ目タカ科 クマタカ

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キジのオスも群れるのか! [鳥類]

今日も秩父へ。
ソーラーパネルの前で「キジ」のオスたちが餌を探していた。
キジのオスと言えば縄張りを張って1羽でケーンと鳴いたり羽を体に打ち付けて母衣打ちをする印象が強い。
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繁殖期でないこの時期は、オス同士も仲良く行動しているのにはちょっと驚いた。
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電線に懐かしいシルエット!
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この秋初めて見る「ツグミ」だ。
狭山丘陵のfieldでもジョウビタキやシメ、シロハラ、アオジなどの冬鳥が見られるようになったが、ツグミはまだ見ていない。
山から降りてくるのももう間もなくだろう!
ツグミ1107-2.JPG



















2023年11月7日 埼玉県(丘陵外) キジ目キジ科 キジ、スズメ目ツグミ科 ツグミ

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クマタカ幼鳥が舞う [鳥類]

もう11月、いよいよあと2ヶ月で今年も終わりとは何とも早い、早すぎる!
と言っても仕方がなく、思うにここまで無事に生きてこられたことに感謝しなければならない。
と書いていたら、ピンポーン♪、日本郵便の配達だった。いつもは30代前後の茶髪のロン毛の兄ちゃんだが、今日は少し上の兄さんでやけに腰が低く大変お待たせしてすみませんと。いつも通りご苦労様と労いの言葉で答えた。

11月1日は秩父へ。
朝と昼の気温差が大きいせいか、山頂では紅葉が始まっていた。
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オレンジ色はコナラだろう。
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紅葉し始めた山頂を飛んだ「クマタカ」。
この谷で育った今年生まれの幼鳥だ。
もうすぐ一人立ちだろうが、ここを離れてどこに行くのだろう?
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2023年11月1日 埼玉県(丘陵外)タカ目タカ科 クマタカ

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ベランダから ハクとジョビコ [鳥類]

狭山丘陵に近い住宅地にある家のアパートの周りにも色々な野鳥が訪れる。
1年を通じてシジュウカラやメジロ、ヒヨドリ、キジバト、ムクドリ、ハシブトガラスにハシボソガラス。
ムクドリはアパートの屋根の軒下の鋼板の波板の中で子育てをしている。
ハシブトガラスは、このところゴミを漁って散らかしている。
ちゃんとネットの下にゴミを入れない輩が悪いのだが。

数年前からは「ハクセキレイ」が居ついていて、夏の間2羽の姿や声がよく見られどこかで営巣しているようだがわからないでいる。
10月の終わり、声が聞こえたので探してみると、向かいのアパートの屋根に1羽がいた。
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今日も屋根の上で虫をフライングキャッチしていたのを目撃。
来年も子育てが見られるだろうか?
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今日は休みで部屋で寝っ転がってテレビを見ていたら、ヒーヒー♪と聞こえてきた。
すぐ横にある空気清浄機の音かと思ったが、先月中頃から声が聞かれる「ジョウビタキ」の鳴き声のよう。
窓から外を見ると遠くの民家のアンテナにその姿があった。
陽が暮れかかりシルエットに近く体の色がよくわからなかったが、メスだろう。
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数枚撮ると、さっと飛び降りてしまった。
いつもベランダの窓から野鳥を撮っていると、何かを盗撮しているのではと思われないかと気になってしょうがない。

冬鳥は他にツグミが時折見られるが、以前向かいのアパートの南に雑木林があった頃には1年を通じてガビチョウやアオゲラ、夏にはアオバズク、カッコウなどの姿も見られた。
雑木林は駐車場になってそれらが見られなくなり寂しい。
ただ、向かいのアパートはその雑木林のお陰で日当たりが悪く秋にはケヤキの葉がベランダに舞い込む状況で空き部屋が多かった。
雑木林を伐採してからは日当たりが良くなり、西武園遊園地の花火がベランダから見える立地で空き部屋は無くなった。
家主にとっては嬉しい事だが、何とも悩ましい・・・
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2023年10月20日 埼玉県 スズメ目セキレイ科 ハクセキレイ、ヒタキ科 ジョウビタキ

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カケスとどんぐり [鳥類]

埼玉の山のダム湖へ。
朝からカケスがギャーギャーと賑やかだった。
少し前からfieldでも時折鳴き声が聞こえるようになってきた。
ちょうど目の前を飛んだので撮って見た。
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羽の青色が美しいが、相変わらず目つきは悪い。

よく見るとどんぐりを咥えていた。
今までTVでどんぐりを食べる映像を見てきたが、確かに好きなのだなぁ!
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2023年10月13日 埼玉県(丘陵外) スズメ目カラス科 カケス

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