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ジョビオとジョビコ どうなる? [鳥類]

この冬もあちこちで「ジョウビタキ」のヒーヒー♪という声や姿が見られるようになった。
ジョウビタキは冬鳥で夏季は中国大陸、ロシアやバイカル湖で繁殖し冬に日本に渡ってくる冬鳥だ。
日本ではオスメス共に縄張りを張って単独で生活している。

11月のいつ頃からか丘陵の小さな公園に、ジョウビタキのオスとメスが居ついている。
縄張りの一部が重なり合っているのか、お互い鳴いて追いかけあって縄張りを主張していた。
この日いつものように2羽の声が聞かれ、桜の枝に2羽の姿が。
ジョウビタキ1201-1.JPG



















枝先にオス、すぐ近くにメス。
見ていたらメスに追われてオスがこの枝先にやって来た。
ジョウビタキ1201-2.JPG



















こんなことが1か月ほど続いているようだ。
メスの動きを見るオス。
ジョウビタキ1201-3.JPG



















オスにじわじわとにじみ寄るメス。
この後オスはメスに追いやられてしまった。

さて今後どうなるのか?
仲良く渡る春までこの場で一緒に姿を見せてくれるか?
それともどちらかが独占するのか?
今後の観察が楽しみだ!
ジョウビタキ1201-4.JPG



















2023年12月1日 東京都 スズメ目ヒタキ科 ジョウビタキ

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ヤマガラ エゴの種子を食べる [鳥類]

葉の落ちたエゴノキに数羽の「ヤマガラ」がいた。
ビービー♪ ニーニー♪と賑やかだ。
1羽が枝で足で抑えた何かをしきりに突いていた。
こげ茶色のラグビーボールのようなものはエゴノキの種。
秋によく見るぶら下がった薄緑色の丸い実の中身。
ヤマガラ1128.JPG



















この木にもまだぶら下がった実がいくつかあった。
ヤマガラはこの種が大好物で秋以降エゴノキに執着して周りでよく見られる。
ヤマガラ1128-1.JPG



















今の時期、エゴノキの種子のいくつかの中にはエゴヒゲナガゾウムシの幼虫がいる。
幼虫が成長した種の中はその幼虫と糞だけだろうからすぐに幼虫をつまみ出すかとしばらく見ていた。
ヤマガラ1128-2.JPG



















が、くちばしの先には色は幼虫と似ているがこれは種の中身だろう。
残念ながらそのシーンはお預けとなった。
ゾウムシは種の中で冬を越して夏に蛹となり成虫として出てくる。
なのでまだしばらくの間はチャンスがあるという事だ。

パソコンのOSはWindows10を使用していたが25年10月サポート終了という事で、まだ2年ほどあるものの無料なので一昨日11にアップデートした。色々面倒臭いかと思ったが、そんなこともアップ後の不具合も全くなくちょっと拍子抜けした。

ヤマガラ1128-3.JPG



















2023年11月28日 東京都 スズメ目シジュウカラ科 ヤマガラ

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職場の公園にキジがいた! [鳥類]

職場の一つは東京都の多摩湖と西武鉄道の多摩湖線の間にある都立公園。
園内は芝生広場や雑木林、ススキ原っぱなどがある。
昨日の朝、そんな公園のススキ原っぱの脇に何と「キジ」のメスが、驚いた!
その周りには普段見られない好奇心からか3羽のハシボソガラスが取り囲んでいた。
キジ1201-1.JPG



















ここのハシボソガラスは見たことが無いかもしれないが、スタッフもここでキジを見たのは初めて。
元来ここに定着してはいないので、ん~、多摩湖周辺から飛んで来た可能性が高い。
キジ1201-2.JPG



















ハシボソガラスがにじり寄るのを嫌ったか、多摩湖堤防の斜面に飛んで行った。
その後どこへ行ったか確認していないが、元いた場所に帰っていればいいのだが・・・。
キジ1201-3.JPG



















2023年12月1日 東京都 キジ目キジ科 キジ

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タカを見る [鳥類]

昨晩毎回楽しみにしているNHKのドキュメント72時間は「長野 タカを見上げる峠で」だった。
多くの人が白樺峠に集い、渡りゆくタカを見ている。
それぞれの人がそれぞれの思いで双眼鏡やカメラを構えている姿は、いつもの72時間だ。
今回のテーマがいつもと違うのは、自分も同じように山でタカを見ている事。
白樺峠は渡り途中のタカたちが集まって、上昇気流に乗ってタカ柱を作りさらに南を目指していく。
僕はタカ柱を見たことが無いが、それはそれは素晴らしい光景に違いないと思う。

一昨日、山でタカを見ていると、「クマタカ」が目の前に現れた。
今までにこれほど低空で見たのは数えるほどだった。
ここでは繁殖も確認されていて幼鳥の姿も見られるが、姿を見せてくれたのは成鳥で繁殖に成功した個体かもしれない。胸のあたり素嚢が膨らんでいるので食後かな。
クマタカ1109-1.JPG



















この後、ハシブトガラスに追われて尾根の向こうへ飛び去った。
カラスと比べてこれほどの体格差で反撃すればカラスはひとたまりもないと思うのだが、能ある鷹は爪を隠すと言われるように反撃したところを見たことが無い。
無益な争いはしないのだろう。

TVに映し出された方々と僕の違いは、僕が生活の糧としてタカを見ている事。
なので渡りの時期だけでなく1年じゅう見ている。
一日その場にいて全く見られない日もあるが、そんな時山々を見ているだけで気持ちが落ち着く。
この日、クマタカが飛んだのは2回だけだったが、その姿を見られた事に感謝である。
タカへの思いで通づる部分も多々あって見ていて面白かった。
数年後、ひょっとしたらこの群衆の中に自分がいるかもとも思ったのだった。
クマタカ1109-2.JPG



















2023年11月9日 埼玉県(丘陵外) タカ目タカ科 クマタカ

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キジのオスも群れるのか! [鳥類]

今日も秩父へ。
ソーラーパネルの前で「キジ」のオスたちが餌を探していた。
キジのオスと言えば縄張りを張って1羽でケーンと鳴いたり羽を体に打ち付けて母衣打ちをする印象が強い。
キジ1107-1.JPG



















繁殖期でないこの時期は、オス同士も仲良く行動しているのにはちょっと驚いた。
キジ1107-2.JPG



















電線に懐かしいシルエット!
ツグミ1107-1.JPG



















この秋初めて見る「ツグミ」だ。
狭山丘陵のfieldでもジョウビタキやシメ、シロハラ、アオジなどの冬鳥が見られるようになったが、ツグミはまだ見ていない。
山から降りてくるのももう間もなくだろう!
ツグミ1107-2.JPG



















2023年11月7日 埼玉県(丘陵外) キジ目キジ科 キジ、スズメ目ツグミ科 ツグミ

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クマタカ幼鳥が舞う [鳥類]

もう11月、いよいよあと2ヶ月で今年も終わりとは何とも早い、早すぎる!
と言っても仕方がなく、思うにここまで無事に生きてこられたことに感謝しなければならない。
と書いていたら、ピンポーン♪、日本郵便の配達だった。いつもは30代前後の茶髪のロン毛の兄ちゃんだが、今日は少し上の兄さんでやけに腰が低く大変お待たせしてすみませんと。いつも通りご苦労様と労いの言葉で答えた。

11月1日は秩父へ。
朝と昼の気温差が大きいせいか、山頂では紅葉が始まっていた。
秩父1101.JPG



















オレンジ色はコナラだろう。
秩父黄葉1101.JPG





























紅葉し始めた山頂を飛んだ「クマタカ」。
この谷で育った今年生まれの幼鳥だ。
もうすぐ一人立ちだろうが、ここを離れてどこに行くのだろう?
クマタカ幼鳥1101.JPG



















2023年11月1日 埼玉県(丘陵外)タカ目タカ科 クマタカ

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ベランダから ハクとジョビコ [鳥類]

狭山丘陵に近い住宅地にある家のアパートの周りにも色々な野鳥が訪れる。
1年を通じてシジュウカラやメジロ、ヒヨドリ、キジバト、ムクドリ、ハシブトガラスにハシボソガラス。
ムクドリはアパートの屋根の軒下の鋼板の波板の中で子育てをしている。
ハシブトガラスは、このところゴミを漁って散らかしている。
ちゃんとネットの下にゴミを入れない輩が悪いのだが。

数年前からは「ハクセキレイ」が居ついていて、夏の間2羽の姿や声がよく見られどこかで営巣しているようだがわからないでいる。
10月の終わり、声が聞こえたので探してみると、向かいのアパートの屋根に1羽がいた。
ハクセキレイ1020-1.JPG



















今日も屋根の上で虫をフライングキャッチしていたのを目撃。
来年も子育てが見られるだろうか?
ハクセキレイ1020-2.JPG



















今日は休みで部屋で寝っ転がってテレビを見ていたら、ヒーヒー♪と聞こえてきた。
すぐ横にある空気清浄機の音かと思ったが、先月中頃から声が聞かれる「ジョウビタキ」の鳴き声のよう。
窓から外を見ると遠くの民家のアンテナにその姿があった。
陽が暮れかかりシルエットに近く体の色がよくわからなかったが、メスだろう。
ジョウビタキ1102-1.JPG



















数枚撮ると、さっと飛び降りてしまった。
いつもベランダの窓から野鳥を撮っていると、何かを盗撮しているのではと思われないかと気になってしょうがない。

冬鳥は他にツグミが時折見られるが、以前向かいのアパートの南に雑木林があった頃には1年を通じてガビチョウやアオゲラ、夏にはアオバズク、カッコウなどの姿も見られた。
雑木林は駐車場になってそれらが見られなくなり寂しい。
ただ、向かいのアパートはその雑木林のお陰で日当たりが悪く秋にはケヤキの葉がベランダに舞い込む状況で空き部屋が多かった。
雑木林を伐採してからは日当たりが良くなり、西武園遊園地の花火がベランダから見える立地で空き部屋は無くなった。
家主にとっては嬉しい事だが、何とも悩ましい・・・
ジョウビタキ1102-2.JPG



















2023年10月20日 埼玉県 スズメ目セキレイ科 ハクセキレイ、ヒタキ科 ジョウビタキ

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カケスとどんぐり [鳥類]

埼玉の山のダム湖へ。
朝からカケスがギャーギャーと賑やかだった。
少し前からfieldでも時折鳴き声が聞こえるようになってきた。
ちょうど目の前を飛んだので撮って見た。
カケス1013-1.JPG



















羽の青色が美しいが、相変わらず目つきは悪い。

よく見るとどんぐりを咥えていた。
今までTVでどんぐりを食べる映像を見てきたが、確かに好きなのだなぁ!
カケス1013-2.JPG



















2023年10月13日 埼玉県(丘陵外) スズメ目カラス科 カケス

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セッカが賑やか [鳥類]

先日の荒川河川敷では四六時中と言っても過言ではないくらい、空からヒッヒッヒッ♪チャチャチャ♪という鳴き声が降ってくる。
声の主は「セッカ」でスズメより少し小さい鳥だ。
クモの糸を使って葉を綴って巣をつくる事で知られている。
声は聞こえど空を見上げて探してもなかなか見つからない。
セッカ0526-1.JPG



















この日は何とかわかる写真が撮れたが、証拠写真程度。
400mmをトリミングしてこの程度なので、出来ればもっと近くで撮れたらと思うのだが相手次第ということ。
fieldでも限定した場所で見られるが撮る機会がなかなかない。
セッカ0526-2.JPG



















2023年5月26日 埼玉県(丘陵外) スズメ目セッカ科 セッカ

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秩父でソウシチョウ [鳥類]

この日は秩父のダム湖のほとりで仕事だった。
目の前の湖畔の草むらから何やらおしゃべりをしているような鳥の声が聞こえてきた。
昔聞いたことがあるような・・・

声が聞こえるあたりを見ていると、ひょこっと草の上に姿を現したのは「ソウシチョウ」だった。
赤いくちばしに黄色が美しいスズメくらいの大きさの中国南部から東南アジアにかけて生息している外来種だ。
ガビチョウと同じように鳴き声が美しい事から持ち込まれたのが逃げて野生化した籠脱鳥。
山地で繁殖し越冬期には低地でも見られるようだ。
2011年の前後の冬、狭山丘陵のfieldでも見られたが、それ以降は個人的には声も姿も確認していない。
ソウシチョウ0511-1.JPG



















少しするともう一羽が現れた。
どうやらこの2羽で活動しているようでつがいなのだろうか?
和名は相思鳥。
ソウシチョウ0511-2.JPG



















暫く姿を見せてくれたが、2羽揃って近くの藪の中へ消えていった。
とても美しい鳥だが、ササ藪などの環境で繁殖するのでウグイスなどとの競合が心配されている。
fieldではガビチョウほど根付いていないのは幸いだ。
ソウシチョウ0511-3.JPG



















2023年5月11日 埼玉県(丘陵外) スズメ目チメドリ科 ソウシチョウ

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