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ナミスジフユナミシャクのオスが来た! [チョウ目]

出勤して入口付近をチェックしていると、風除室の床に蛾がいた。
メガネをかけてよく見ると、今年初見の「ナミスジフユナミシャク」のオス、いつ中に入ったのだろう?
今シーズンまだ3種目のフユシャクで、確認種としてはかなり遅いペース。
ただこの種としては過去のフユシャクの出現時期を見てもまぁ妥当な頃合いだ。
ここでは踏まれてしまうので、外のクマザサにとまらせたらあっという間に飛んで見失ってしまった。
ナミスジフユナミシャク0111.JPG



















その後、入り口近くにある3本のサクラを見て回った。
ひょっとして飛び去ったナミスジのオスやメスがいないかと思ったのだ。
舐めるように念入りに見たがフユシャクは全く見つからなかった。
代わりに樹皮で越冬していた「ヤマトクサカゲロウ」を見つけた。
ヤマトクサカゲロウ0111-1.JPG



















成虫越冬で夏は緑色の体色をしているが、越冬時は褐色に変身する。
近付いても微動だもしないので散々撮らせてもらった!
か細い体に透明な翅、体と翅脈の淡い褐色が何とも儚さを感じるのだが、真冬の寒さを乗り切る強さがあるのは凄いなぁと思うのだった。
ヤマトクサカゲロウ0111-2.JPG



















2025年1月11日 東京都 チョウ目シャクガ科 ナミスジフユナミシャク、アミメカゲロウ目 クサカゲロウ科 ヤマトクサカゲロウ

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