小さな谷戸で その2 [季節]
先の谷戸からさらに西側の小さな谷戸へ。
ここの谷戸も一番初めに訪れた谷戸と同じく管理者やボランティアの方のお陰で昔のように稲作が行われている。
木柵の上には「マユタテアカネ」のオスがいた。鼻先のブタ鼻が印象的だ。
東京都のレッドでは最新版から絶滅危惧種に指定されたトンボで各地で減少が確認されているようだ。
この谷戸の入り口にある3本のクスノキ。
何かいないかと見ていると、低い枝の葉上に褐色の蛾がいた。
恐らく誰もこの存在には気付かないだろう。
調べると「ウスチャヤガ」で秋に現れ、幼虫はギシギシやイタドリ、ヨモギ、カラスノエンドウを食べる広食性の様だ。
ウスチャヤガがいた葉に付いた褐色の食痕が気になって葉裏を見ていると、この食痕のしわざの主が見つかった。
中国原産の外来種の「クスベニヒラタカスミカメ」だ。
最初に関西に侵入して今や関東まで勢力を拡大している。このカスミカメが付いたクスノキは夏に沢山の葉が枯れて落葉し影響が危惧されている。
見つけたのは既に死んでいて体に菌がはびこっていた。死んだのが先か、菌に侵されたのが先かはわからない。
田んぼの上流にある池のガマの穂先には成熟して赤く色付いた「コノシメトンボ」のオスがとまっていた。
今年は暑い夏が長くて秋が短い。
一気に冬がきそうな予感・・・・
2024年10月24日 埼玉県 トンボ目トンボ科 マユタテアカネ、コノシメトンボ、チョウ目ヤガ科 ウスチャヤガ、カメムシ目カスミカメムシ科 クスベニヒラタカスミカメ
ここの谷戸も一番初めに訪れた谷戸と同じく管理者やボランティアの方のお陰で昔のように稲作が行われている。
木柵の上には「マユタテアカネ」のオスがいた。鼻先のブタ鼻が印象的だ。
東京都のレッドでは最新版から絶滅危惧種に指定されたトンボで各地で減少が確認されているようだ。
この谷戸の入り口にある3本のクスノキ。
何かいないかと見ていると、低い枝の葉上に褐色の蛾がいた。
恐らく誰もこの存在には気付かないだろう。
調べると「ウスチャヤガ」で秋に現れ、幼虫はギシギシやイタドリ、ヨモギ、カラスノエンドウを食べる広食性の様だ。
ウスチャヤガがいた葉に付いた褐色の食痕が気になって葉裏を見ていると、この食痕のしわざの主が見つかった。
中国原産の外来種の「クスベニヒラタカスミカメ」だ。
最初に関西に侵入して今や関東まで勢力を拡大している。このカスミカメが付いたクスノキは夏に沢山の葉が枯れて落葉し影響が危惧されている。
見つけたのは既に死んでいて体に菌がはびこっていた。死んだのが先か、菌に侵されたのが先かはわからない。
田んぼの上流にある池のガマの穂先には成熟して赤く色付いた「コノシメトンボ」のオスがとまっていた。
今年は暑い夏が長くて秋が短い。
一気に冬がきそうな予感・・・・
2024年10月24日 埼玉県 トンボ目トンボ科 マユタテアカネ、コノシメトンボ、チョウ目ヤガ科 ウスチャヤガ、カメムシ目カスミカメムシ科 クスベニヒラタカスミカメ
2024-11-08 20:24
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