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初秋の田んぼで [季節]

前回の続き。
田んぼ脇の林縁でキツネノマゴが咲いていてセセリチョウたちが忙しく飛び回っていた。
一つの花に留まる時間が短く、ようやく葉にとまったところを見ると「イチモンジセセリ」だった。
イチモンジセセリ0829.jpg



















近くにはカタバミもあり「ヤマトシジミ」たちも飛び交い翅を開いていた。
淡い水色が美しいオス。
ヤマトシジミ0829.jpg



















シラカシがあったので近くで「ムラサキシジミ」も。
曇り空で残念ながら翅を開いてはくれなかった。
ムラサキシジミ0829.jpg



















田んぼではトンボたちがこれまた忙しい。
ようやくとまってくれた「シオカラトンボ」のオス。
初夏から見られ発生時期が長いトンボだ。
シオカラトンボ0829.jpg



















こちらはよく似た「オオシオカラトンボ」のオス。
シオカラトンボにやや遅れて出てくるがこちらも長く見られる種だ。
オスの複眼の色がシオカラは水色なのに対してオオシオカラは濃い褐色だ。
オオシオカラトンボ0829.jpg



















畔に蔓を伸ばしたヤブガラシには「マメコガネ」のカップルがいた。
一時は多く見られたが、このところ探さなければ見つからないような。
アメリカでは日本から輸出された植物について海を渡り、ジャパニーズビートルと呼ばれ大害虫になっている。
マメコガネ0829.jpg



















2024年8月29日 埼玉県 チョウ目セセリチョウ科 イチモンジセセリ、シジミチョウ科 ヤマトシジミ、ムラサキシジミ、トンボ目トンボ科 シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コウチュウ目コガネムシ科 マメコガネ

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