北海道昆虫観察ツアー2024 その4 [昆虫観察ツアー]
天人峡へ行く途中で見つけた交尾中のゾウムシ。
メスが白色でオスが黒色なのが目を惹いた。
種は不明。
オオイチモンジを求めて林道へ向かったが惨敗。
広場で昼食中に飛んで来たカミキリムシ。
これは見たことが無いなぁと思ったら北海道でしか見られない「シラフヒゲナガヨツボシカミキリ」という長い名前だった。
時折見かけた初見のセセリチョウの仲間。
「コキマダラセセリ」で北海道及び本州でも限られた地域に産し、東京都のfieldでは絶滅種となっている。
ここでしか見られないセセリチョウを探していたが今回も見つけることが出来なかった。
旭岳へ行く途中にあった整備された池でトンボ探し。
池のほとりの草地で見つけたのは「キタイトトンボ」ではなかろうか
ならば北海道のみに分布するイトトンボだ。似た種がいるが決め手は腹部第2節の斑紋の形状。
と当初書いたが、尾部下付属器の突出から「オゼイトトンボ」に訂正。
池の浅瀬では地元でも見られる「クロイトトンボ」があちこちで交尾、産卵していた。
大型で青と緑が奇麗なイトトンボは「オオイトトンボ」かな。
メスが白色でオスが黒色なのが目を惹いた。
種は不明。
オオイチモンジを求めて林道へ向かったが惨敗。
広場で昼食中に飛んで来たカミキリムシ。
これは見たことが無いなぁと思ったら北海道でしか見られない「シラフヒゲナガヨツボシカミキリ」という長い名前だった。
時折見かけた初見のセセリチョウの仲間。
「コキマダラセセリ」で北海道及び本州でも限られた地域に産し、東京都のfieldでは絶滅種となっている。
ここでしか見られないセセリチョウを探していたが今回も見つけることが出来なかった。
旭岳へ行く途中にあった整備された池でトンボ探し。
池のほとりの草地で見つけたのは「キタイトトンボ」ではなかろうか
ならば北海道のみに分布するイトトンボだ。似た種がいるが決め手は腹部第2節の斑紋の形状。
と当初書いたが、尾部下付属器の突出から「オゼイトトンボ」に訂正。
池の浅瀬では地元でも見られる「クロイトトンボ」があちこちで交尾、産卵していた。
大型で青と緑が奇麗なイトトンボは「オオイトトンボ」かな。
本州でも見られる種だが北海道では局所的なようだ。
この後、天人峡の羽衣の滝に行ってみたが工事中で見ることが出来ず。
滝への散策路と間違えてえらい山道を登ってしまい皆疲弊、これは違うと途中で断念して降りてきた。
忠別川沿いの柱状節理は見事だった。
降り切ったところで新開さんと伊藤さんがそれぞれ見つけてくれた「コエゾゼミ」。
低い葉の裏で羽化していたのを見つけたのは伊藤さん、さすがの虫目に感謝。
近くの葉では羽化して葉表に移動した個体もいた。
今年の旭川はアサヒヒョウモンとオオイチモンジ、シラフヒゲナガヨツボシカミキリが見られたのは良かったが、一番見たかったウスバキチョウが今回も見られなかったのはとても残念だった。
このリベンジをするかどうか…、
後ろ髪をひかれつつ旭川を後にした。
次があるなら旭川動物園にも行ってみたい(^^)
2024年7月 北海道 コウチュウ目ゾウムシ科、カミキリムシ科シラフヒゲナガヨツボシカミキリ、チョウ目セセリチョウ科 コキマダラセセリ、トンボ目イトトンボ科 キタイトトンボ、オゼイトトンボ、クロイトトンボ、オオイトトンボ、カメムシ目セミ科 コエゾゼミ
2024-07-31 20:15
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北海道昆虫観察ツアー2024 その3 [昆虫観察ツアー]
この日は十勝岳の標高930mに位置し十勝岳周辺の登山拠点にもなっている望岳台へ。
レストハウス周りで飛び回っていた初めて見る「エゾシロチョウ」。
モンシロチョウやスジグロシロチョウと同じシロチョウ科だが一回り大きく北海道でしか見られない。
翅脈が黒いのが特徴のようだ。
岩場で休憩中に靴にとまったのは「フタスジチョウ」。
本州中部以北の山地や北海道に分布していて日本では4亜種に分けられその一つの北海道亜種は白帯が太いのが特徴だそうだ。
今回も各所で見られた「サッポロフキバッタ」のメス。
フキバッタの仲間は日本各地に分布しているが、それぞれの場所で独自の進化をとげ多くの種に分かれている。
このサッポロフキバッタは北海道にのみ分布している。
望岳台から車で下った途中の白金野鳥の森へ。
美瑛川沿いに車を停めて歩いていると、大きなタテハチョウが舞った。
おおっ、これはと撮影チャンスを狙ったがまったくいい距離にとまってくれずに惨敗。
2個体いたのだが・・・。
少し車で走った林道で再び観察を再開して間もなく建築物の壁にいるのを教えてもらった。
昨年と今年の出会いたい1種でようやく念願叶った「オオイチモンジ」。
出来れば地面や獣糞での吸水の場面を撮りたかったのだが、こればかりは致し方ない。
大きく翅表は濃い褐色の地に白にオレンジ、淡いblue、翅裏も美しかった。
今回の昆虫観察ツアーも昆虫写真家の新開孝さんと絵本作家の伊藤知紗さんとご一緒させていただいた。
望岳台にて
2024年7月10日 北海道 チョウ目シロチョウ科 エゾシロチョウ、タテハチョウ科 フタスジチョウ、オオイチモンジ、バッタ目バッタ科 サッポロフキバッタ
レストハウス周りで飛び回っていた初めて見る「エゾシロチョウ」。
モンシロチョウやスジグロシロチョウと同じシロチョウ科だが一回り大きく北海道でしか見られない。
翅脈が黒いのが特徴のようだ。
岩場で休憩中に靴にとまったのは「フタスジチョウ」。
本州中部以北の山地や北海道に分布していて日本では4亜種に分けられその一つの北海道亜種は白帯が太いのが特徴だそうだ。
今回も各所で見られた「サッポロフキバッタ」のメス。
フキバッタの仲間は日本各地に分布しているが、それぞれの場所で独自の進化をとげ多くの種に分かれている。
このサッポロフキバッタは北海道にのみ分布している。
望岳台から車で下った途中の白金野鳥の森へ。
美瑛川沿いに車を停めて歩いていると、大きなタテハチョウが舞った。
おおっ、これはと撮影チャンスを狙ったがまったくいい距離にとまってくれずに惨敗。
2個体いたのだが・・・。
少し車で走った林道で再び観察を再開して間もなく建築物の壁にいるのを教えてもらった。
昨年と今年の出会いたい1種でようやく念願叶った「オオイチモンジ」。
出来れば地面や獣糞での吸水の場面を撮りたかったのだが、こればかりは致し方ない。
大きく翅表は濃い褐色の地に白にオレンジ、淡いblue、翅裏も美しかった。
今回の昆虫観察ツアーも昆虫写真家の新開孝さんと絵本作家の伊藤知紗さんとご一緒させていただいた。
望岳台にて
2024年7月10日 北海道 チョウ目シロチョウ科 エゾシロチョウ、タテハチョウ科 フタスジチョウ、オオイチモンジ、バッタ目バッタ科 サッポロフキバッタ
2024-07-26 19:44
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北海道昆虫観察ツアー2024 その2 [昆虫観察ツアー]
旭川2日目は、本命の旭岳。
ロープーウェイで姿見駅まで上がって姿見の池までぐるっと歩いた。
駅を出たデッキ。
この日は晴れて昨年のリベンジにはもってこいの天候だった。
広大な景色を見ながら歩く散策路は気持ちが良かった。
昨年は雨で断念した姿見の池。
奥の山腹には活火山であることを象徴する水蒸気が上がっていた。
散策路脇で見つけた小型のヒョウモンチョウは初めて見る「アサヒヒョウモン」だった。
日本では大雪山系だけに生息するチョウで天然記念物、環境省のレッドリストでは絶滅危惧に指定されている。
見られたのはこの1度だけで目を離すと見失うほど地面に擬態していた。
足元で飛んだのは「ミヤマハンミョウ」。
本土でも見られるが山地性でfieldの狭山丘陵では見られない種。
午後から天気が急変して一気に曇り空となり、これではターゲットは無理と判断して下山した。
ロープーウェイを降りて周辺を散策。
また小さなヒョウモンチョウが目の前に。
今度は「ホソバヒョウモン」のよう。
周りを低く飛んでいたので産卵するのかと追っていると、苔の生えた石の上で産卵行動をしていた。
葉上で銅金色に輝く美しいチョッキリの仲間がいた。
「ドロハマキチョッキリ」だろう。
頭から胸に続くヒョウタンのような形が面白い!
白に赤い線の蛾が目に入った。
今まで見たことが無い蛾で調べると「ギンボシリンガ」。
本土でも見られるようで幼虫の食樹はツツジ科のようだ。
こちらも初見の緑色のカメノコハムシの仲間で「アオカメノコハムシ」。
本土でも見られる種でアザミ類を食べる。
ここから車で移動してダム湖のほとりで見つけた「ミヤマクワガタ」のメス。
ミヤマもmyfieldでは見られないのでとても新鮮で見られて嬉しい!
2024年7月9日 北海道 チョウ目タテハチョウ科 アサヒヒョウモン、ホソバヒョウモン、コブガ科ギンボシリンガ、コウチュウ目ハンミョウ科 ミヤマハンミョウ、オトシブミ科 ドロハマキチョッキリ、ハムシ科 アオカメノコハムシ、クワガタムシ科 ミヤマクワガタ
ロープーウェイで姿見駅まで上がって姿見の池までぐるっと歩いた。
駅を出たデッキ。
この日は晴れて昨年のリベンジにはもってこいの天候だった。
広大な景色を見ながら歩く散策路は気持ちが良かった。
昨年は雨で断念した姿見の池。
奥の山腹には活火山であることを象徴する水蒸気が上がっていた。
散策路脇で見つけた小型のヒョウモンチョウは初めて見る「アサヒヒョウモン」だった。
日本では大雪山系だけに生息するチョウで天然記念物、環境省のレッドリストでは絶滅危惧に指定されている。
見られたのはこの1度だけで目を離すと見失うほど地面に擬態していた。
足元で飛んだのは「ミヤマハンミョウ」。
本土でも見られるが山地性でfieldの狭山丘陵では見られない種。
午後から天気が急変して一気に曇り空となり、これではターゲットは無理と判断して下山した。
ロープーウェイを降りて周辺を散策。
また小さなヒョウモンチョウが目の前に。
今度は「ホソバヒョウモン」のよう。
周りを低く飛んでいたので産卵するのかと追っていると、苔の生えた石の上で産卵行動をしていた。
葉上で銅金色に輝く美しいチョッキリの仲間がいた。
「ドロハマキチョッキリ」だろう。
頭から胸に続くヒョウタンのような形が面白い!
白に赤い線の蛾が目に入った。
今まで見たことが無い蛾で調べると「ギンボシリンガ」。
本土でも見られるようで幼虫の食樹はツツジ科のようだ。
こちらも初見の緑色のカメノコハムシの仲間で「アオカメノコハムシ」。
本土でも見られる種でアザミ類を食べる。
ここから車で移動してダム湖のほとりで見つけた「ミヤマクワガタ」のメス。
ミヤマもmyfieldでは見られないのでとても新鮮で見られて嬉しい!
2024年7月9日 北海道 チョウ目タテハチョウ科 アサヒヒョウモン、ホソバヒョウモン、コブガ科ギンボシリンガ、コウチュウ目ハンミョウ科 ミヤマハンミョウ、オトシブミ科 ドロハマキチョッキリ、ハムシ科 アオカメノコハムシ、クワガタムシ科 ミヤマクワガタ
2024-07-24 20:56
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北海道昆虫観察ツアー2024 その1 [昆虫観察ツアー]
昨年、ターゲットを確認できずリベンジを誓った北海道旭川。
今年再び再チャレンジで7月8日羽田から飛び立った。
この日の羽田空港は思ったより意外と人が少なかった。
今回はJALの553便。
以前は飛行機に乗るのがダメで、東京から広島への出張には自腹で夜行のサンライズ瀬戸に乗って行ったほどだったが、この昆虫ツアーに参加させていただいてからは苦手を克服、今では時短でとても有難い。
旭川に着いてからは昨年と同じ市内が見下ろせる郊外の展望台へ。
ここでは昨年クスサンの幼虫が大発生していたが、今年は「マイマイガ」が大発生。
木の幹やあちこちの草の上で幼虫がいるいる!
あれだけ見られたクスサンが全く見られないのは不思議で、自然のメカニズムはうまくできているものだと感心したのだった。このマイマイガたちの大発生も長くとも2~3年だろう。
草地に「ヨシカレハ」の大きな幼虫がいた。
色や模様はなかなかシックでおしゃれな反面ちょっと毒々しいが、その通り毒針毛を持っている。
遊歩道の手すりで交尾中の「ベニボタル」を見つけた。
この仲間は似た種が色々いるがベニボタルかな。
下のメスの触角はノコギリ状で上に乗っているオスの触角は糸状でその違いが面白い!
同じ手すり上で「ミヤマクワガタ」の頭があった。
口がまだ動いていたのでこの日にカラスにやられたのだろう。
近くでヒョウモンチョウの仲間を見つけた。
翅表は見ることが出来なかったが、後翅裏の模様や色から「オオウラギンスジヒョウモン」のオスだろうか。
翅表を見られれば確実なのだが、なかなかそうはいかない。
北海道で見てみたい甲虫の一つにヒラタシデムシがいる。
関東のfieldで見られるのはオオヒラタシデムシでヒラタシデムシは北海道でしか見られない。
足元で見つけたシデムシはヒラタシデムシか?
前翅隆起線の本数がオオヒラタとは異なるので「ヒラタシデムシ」でよさそうだ。
草の葉上で見つけたシデムシ。
ヒラタシデムシかと思ったが、小さくて何だか違うなぁと。
調べると「クロヒラタシデムシ」というのがいるようだ。
草の上で陸生貝を食べるとの事。
確かに前胸背の前縁が一直線なのがヒラタシデムシと異なるのでクロなのだろう。
1週間滞在するビジネスホテルは昨年利用したホテルから少し離れた旭川駅前で窓からは駅がよく見えた。
2024年7月8日 北海道旭川市 チョウ目ドクガ科 マイマイガ、カレハガ科 ヨシカレハ、タテハチョウ科 オオウラギンスジヒョウモン、コウチュウ目 ベニボタル科 ベニボタル、クワガタムシ科 ミヤマクワガタ、シデムシ科 ヒラタシデムシ、クロヒラタシデムシ
今年再び再チャレンジで7月8日羽田から飛び立った。
この日の羽田空港は思ったより意外と人が少なかった。
今回はJALの553便。
以前は飛行機に乗るのがダメで、東京から広島への出張には自腹で夜行のサンライズ瀬戸に乗って行ったほどだったが、この昆虫ツアーに参加させていただいてからは苦手を克服、今では時短でとても有難い。
旭川に着いてからは昨年と同じ市内が見下ろせる郊外の展望台へ。
ここでは昨年クスサンの幼虫が大発生していたが、今年は「マイマイガ」が大発生。
木の幹やあちこちの草の上で幼虫がいるいる!
あれだけ見られたクスサンが全く見られないのは不思議で、自然のメカニズムはうまくできているものだと感心したのだった。このマイマイガたちの大発生も長くとも2~3年だろう。
草地に「ヨシカレハ」の大きな幼虫がいた。
色や模様はなかなかシックでおしゃれな反面ちょっと毒々しいが、その通り毒針毛を持っている。
遊歩道の手すりで交尾中の「ベニボタル」を見つけた。
この仲間は似た種が色々いるがベニボタルかな。
下のメスの触角はノコギリ状で上に乗っているオスの触角は糸状でその違いが面白い!
同じ手すり上で「ミヤマクワガタ」の頭があった。
口がまだ動いていたのでこの日にカラスにやられたのだろう。
近くでヒョウモンチョウの仲間を見つけた。
翅表は見ることが出来なかったが、後翅裏の模様や色から「オオウラギンスジヒョウモン」のオスだろうか。
翅表を見られれば確実なのだが、なかなかそうはいかない。
北海道で見てみたい甲虫の一つにヒラタシデムシがいる。
関東のfieldで見られるのはオオヒラタシデムシでヒラタシデムシは北海道でしか見られない。
足元で見つけたシデムシはヒラタシデムシか?
前翅隆起線の本数がオオヒラタとは異なるので「ヒラタシデムシ」でよさそうだ。
草の葉上で見つけたシデムシ。
ヒラタシデムシかと思ったが、小さくて何だか違うなぁと。
調べると「クロヒラタシデムシ」というのがいるようだ。
草の上で陸生貝を食べるとの事。
確かに前胸背の前縁が一直線なのがヒラタシデムシと異なるのでクロなのだろう。
1週間滞在するビジネスホテルは昨年利用したホテルから少し離れた旭川駅前で窓からは駅がよく見えた。
2024年7月8日 北海道旭川市 チョウ目ドクガ科 マイマイガ、カレハガ科 ヨシカレハ、タテハチョウ科 オオウラギンスジヒョウモン、コウチュウ目 ベニボタル科 ベニボタル、クワガタムシ科 ミヤマクワガタ、シデムシ科 ヒラタシデムシ、クロヒラタシデムシ
2024-07-19 21:20
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アワブキの葉でスミナガシ幼虫 [チョウ目]
いつも確認しているアワブキの葉に小さな巣を2つ見つけた。
葉脈にいるかとよくよく見たがいない。
鳥にでも食べられたかなぁと近くの葉をめくっているといた!
巣の大きさから小さいのを想像していたのでかなりビックリした。
ちょくちょく見ていたのにこんなに大きくなるまで見落としていたとは…
タテハチョウの仲間の「スミナガシ」の恐らく終齢の幼虫。
警戒して頭を下に向けていたのでちょっとつついてみると、頭の角のような突起を振り回して威嚇してきた。
いつ見てもこの形や色の配色には感心する。
下から見るとまさにジョーカー。
角の青いラメのような色彩は何か役割があるのだろうか?
明日から毎年恒例の昆虫観察ツアーに行って来ます。
しばらくblogをお休みします。
2024年7月6日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 スミナガシ
葉脈にいるかとよくよく見たがいない。
鳥にでも食べられたかなぁと近くの葉をめくっているといた!
巣の大きさから小さいのを想像していたのでかなりビックリした。
ちょくちょく見ていたのにこんなに大きくなるまで見落としていたとは…
タテハチョウの仲間の「スミナガシ」の恐らく終齢の幼虫。
警戒して頭を下に向けていたのでちょっとつついてみると、頭の角のような突起を振り回して威嚇してきた。
いつ見てもこの形や色の配色には感心する。
下から見るとまさにジョーカー。
角の青いラメのような色彩は何か役割があるのだろうか?
明日から毎年恒例の昆虫観察ツアーに行って来ます。
しばらくblogをお休みします。
2024年7月6日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 スミナガシ
2024-07-07 18:31
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久しぶりの湿地で [トンボ目]
6月の末、久しぶりの湿地に足を運んでみた。
湿地をぐるっと歩いて見たら成熟したハラビロトンボが多く見られた。
まだ出ていないかと残念と思っていたら、ようやく林縁でその姿を見つけた。
毎年ここで常連の「キイトトンボ」。
まだ未成熟だが腹端背面に黒色の斑があるのでオスだとわかる。
この周りにいくつも見られたのでこれからたくさん発生してくれるといいのだが!
すぐそばにいたトンボ、マユタテアカネだろうと思ったがよく見ると違う見たいな・・・
顔の一対の黒斑が小さいのと腹部側面の黒い斑紋が大きく腹端の上付属器が反り返っていないので「ヒメアカネ」の未成熟なオスだった。
今年もここで出会えて嬉しい!
歩いている足元で細長く黒い虫が動いた。
こんな形のものはあまり見ないなぁととりあえず1枚。
予想通りすぐに逃げて行った。
撮った写真を見ると「ナガヒョウタンゴミムシ」だった。
これは見たことが無いかと調べると一度だけ2014年にここで撮っていた。
職場周りの乾燥した草地では「ヒガシキリギリス」の鳴き声が数日前から聞こえていた。
この日、その声をたどって見ると草の上に出て鳴いている褐色型のオスがいた。
鳴き始めは下草の下で鳴いていてなかなか姿が見られないのでラッキーだった。
この声は夏の風物詩、まだ梅雨は明けていないがこのところの暑さで夏を体感している。
2024年6月30日 東京都 トンボ目イトトンボ科 キイトトンボ、トンボ科 ヒメアカネ、コウチュウ目オサムシ科 ナガヒョウタンゴミムシ、バッタ目キリギリス科 ヒガシキリギリス
湿地をぐるっと歩いて見たら成熟したハラビロトンボが多く見られた。
まだ出ていないかと残念と思っていたら、ようやく林縁でその姿を見つけた。
毎年ここで常連の「キイトトンボ」。
まだ未成熟だが腹端背面に黒色の斑があるのでオスだとわかる。
この周りにいくつも見られたのでこれからたくさん発生してくれるといいのだが!
すぐそばにいたトンボ、マユタテアカネだろうと思ったがよく見ると違う見たいな・・・
顔の一対の黒斑が小さいのと腹部側面の黒い斑紋が大きく腹端の上付属器が反り返っていないので「ヒメアカネ」の未成熟なオスだった。
今年もここで出会えて嬉しい!
歩いている足元で細長く黒い虫が動いた。
こんな形のものはあまり見ないなぁととりあえず1枚。
予想通りすぐに逃げて行った。
撮った写真を見ると「ナガヒョウタンゴミムシ」だった。
これは見たことが無いかと調べると一度だけ2014年にここで撮っていた。
職場周りの乾燥した草地では「ヒガシキリギリス」の鳴き声が数日前から聞こえていた。
この日、その声をたどって見ると草の上に出て鳴いている褐色型のオスがいた。
鳴き始めは下草の下で鳴いていてなかなか姿が見られないのでラッキーだった。
この声は夏の風物詩、まだ梅雨は明けていないがこのところの暑さで夏を体感している。
2024年6月30日 東京都 トンボ目イトトンボ科 キイトトンボ、トンボ科 ヒメアカネ、コウチュウ目オサムシ科 ナガヒョウタンゴミムシ、バッタ目キリギリス科 ヒガシキリギリス
2024-07-06 19:51
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