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昆虫写真家 中瀬潤さんの新刊のご紹介

昆虫写真家 中瀬 潤さんの新刊が今年3月にポプラ社から「しゃしん絵本 小さな生きものの春夏秋冬シリーズ」の2冊上梓されたのでご紹介。

まずは「しゃしん絵本 小さな生きものの春夏秋冬16 ホタル」
里山の夏の風物詩として誰もが知っているホタルだが、その生態まで知っている人は少ないのではないのだろうか。
大きく奇麗な写真と可愛いイラストでホタルの一生がとてもわかりやすく解説されている。
この本を読んでホタルのことを理解してからのホタル観察は、暗闇に浮かぶ淡く黄色い光がより印象的に思えると思う。もう10年近く前に職場でホタル観察会を実施した際様々な展示をおこなったが、あの時にこの本があれば間違いなく展示の一つに加えただろう。

もう一冊は「しゃしん絵本 小さな生きものの春夏秋冬17 アメンボ」
水面をすいすいと滑るように移動するアメンボ。
国民的な水生昆虫で先日NHKのダーウィンでも紹介され視聴された方も多いだろう。
放送では見られないシーンの写真も多く収められているので、アメンボファンやそうでない方にも是非見ていただきたいしゃしん絵本だ。

ホタルはまさに今からが旬、アメンボも身近な水域で初冬まで見られる種、共に普段の観察では絶対見られない生態のシーンが目の当たりにできる、是非手に取ってご一読いただきたいお薦めの2冊だ!
中瀬さんホタル、アメンボ.JPG

















2026年6月

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