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美しき イモサルハムシ [コウチュウ目]

田植えの終わった田んぼをちらっと見ると、水面に幾重にも輪が出来ていた。
何かいるなぁと輪の中心を探してみると奇麗なblueに輝く虫が脚をばたつかせていたのだった。
イモサルハムシ0610-1.jpg



















一見ハムシのようだが何だろう?
そのうちオスがメスをマウントしたアメンボが寄ってきた。
が、これは固すぎて無理と思ったのだろうか?
すぐにこの場を離れていった。
イモサルハムシ0610-2.jpg



















この状況をかわいそうと思う一方、こんなに奇麗なハムシはいったい誰?という好奇心で近くにあった枯れた草の茎をちぎって助け舟を出した。
何とか茎につかまったので引き上げて畔の葉っぱにとまらせた。
その形からサルハムシの仲間と思ったがその場では確定できずに、帰ってハムハン他いくつかの図鑑で調べてたどり着いたのが恐らく「イモサルハムシ」だろう。
見た目の美しさとは想像できないイモ、サルという名前はどうなのだろう?

引き上げられて葉の上でまったりしていると、小さなアリがお尻にかみついた。
ホッと一息したいところでなかなか落ち着けないのは人だけではないようだ。
イモサルハムシ0610-3.jpg



















2024年6月10日 埼玉県中央部(丘陵外) コウチュウ目ハムシ科 イモサルハムシ

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