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久しぶりのハチモドキハナアブ [季節]

昨日は職場の同僚2人と職場であるfieldを歩いた。
早速クワの高木の高い位置にいるのを見つけてくれた。
今年初見の「キボシカミキリ」。
このところクワの木を見るとお目当てのカミキリやテントウがいないかチェックしているが見つからないでいた。
キボシカミキリ0607.JPG



















てかてかでクチクラの厚い葉の木に咲いていた白い花。
何だっけ?と思ったが、そうそう「サカキ」。
主に関東より南の温暖な地で見られる木で神事に使われたり神棚のお供えに使われる。関東では代用としてヒサカキが用いられている。なのでfieldでも見る機会が少ない木だ。
サカキ0607.JPG



















林内を歩くと時折甘い香りが漂ってくる。香りのもとはおおむね見頃のムラサキシキブだが、時折さらに濃い香りを発していたのが咲き始めの「アカメガシワ」。
アカメガシワ0607.JPG



















足元で見つけたきれいな丸い赤や楕円のピンク色は、ハゼランの実と蕾。
中南米原産の外来種でランと名に付くが、あのランの仲間とは全くの別種。
花が午後3時から咲き始めるそうでサンジソウの別名もある。
ハゼラン0607.JPG



















コナラの樹液で同僚が変なハチがいるという。
見ると、久しぶりに見た「ハチモドキハナアブ」だった。
確かにハチではなくアブなので変なハチというのはその通りで理にかなっている。
ハチモドキハナアブ0607-1.JPG



















別の樹液にも来ていた。
こちらは腹端を曲げて産卵しているようだった。
東京都のレッドリストではこの地域でDD=情報不足として記載されている。
ハチモドキハナアブ0607-2.JPG



















2024年6月7日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 キボシカミキリ、ツツジ目モッコク科 サカキ、キントラノオ目トウダイグサ科 アカメガシワ、ナデシコ目ハゼラン科 ハゼラン、ハエ目ハナアブ科 ハチモドキハナアブ

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