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翅がボロボロ シロフフユエダシャク

今朝、職場の掃除をしていたら玄関の風除室から出てきた「シロフフユエダシャク」のオス。
一瞬、今シーズン初見のヒロバフユエダシャクかと期待したのだが、既に確認済みのシロフ。
左の前翅の先端は鱗粉が取れ後翅も途中から欠損していた。
一体何があったのだろうか?
踏まれないよう移動させたら、何とか飛べるようだった。
既にお相手に出会えたのか、まだなら頑張って!
シロフフユエダシャク0224.JPG



















今日は植物調査で、歩いていたら足元にノウサギの糞があった。
たまに糞は見つかるが、夜行性のためその姿はなかなか見られない。
ノウサギ0224.JPG






















日本に生息するノウサギはニホンノウサギで地域によって亜種があると言われている。
雪国の東北や日本海側で見られるトウホクノウサギ、佐渡島で見られるサドノウサギは冬に毛が白くなる。
狭山丘陵で見られるのは東北以南の本州、四国、九州に生息するキュウシュウノウサギで隠岐島のオキノウサギと共に冬にも毛色は褐色のままで変わらない。
アマミノクロウサギやペットで飼われているアナウサギの仲間は巣穴を掘って子育てをするが、ニホンノウサギは穴を掘らない。

以前この近くで子ウサギに出会った。
警戒心が薄く近寄ると逃げるが走っては止まりを繰り返していた。
そのうち何処からかタヌキが現れ追いかけまわして子ウサギがとまったところに襲い掛かり咥えて持ち去ってしまった。
止まってじっとしていたのが命取りとなったようだ。
まさかタヌキがと、かなり衝撃的で驚いたことを思い出した。

お題はフユシャクだったが、ノウサギの話の方が長かった・・・
キュウシュウノウサギ.JPG



















2023年2月24日 東京都 チョウ目シャクガ科 シロフフユエダシャク、ウサギ目ウサギ科 ニホンノウサギ(キュウシュウノウサギ)

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