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越冬ミノオキイロヒラタヒメバチのその後 [ハチ目]

今月17日に狭山丘陵のfieldで初めて確認した「ミノオキイロヒラタヒメバチ」。
その後どうしているか見に行ってみた。
ヒメバチがいた道沿いのアラカシの低い枝先の葉はすぐに見つかった。
左の字書き虫の食痕のある小さな葉だ。
ミノオキイロヒラタヒメバチ1230-1.JPG



















屈んで下から覗いてみると、まだ4頭が足をしっかり踏ん張っていた。
このまま早春までここにいるのではと思う。
今日は道脇のアラカシやシラカシなどの葉をひっくり返して歩いたが、残念ながらこのハチの仲間もサシガメの仲間も見つからなかった。
やはり個体数は多くないのだろうなぁ。
ミノオキイロヒラタヒメバチ1230-2.JPG





























アラカシの枝の横にあったシロダモの葉を念のためにひっくり返してみると、枝先に「ウスタビガ」の卵の付いた繭があった。
羽化してすぐに交尾して産み付けたのだろう。
ウスタビガ幼虫の食樹は広食性だがクスノキ科を食べるのだろうか?
周りにはコナラなどもあるのでそこから移動してここで蛹化したのかもしれない。

いよいよ明日は大晦日だが、例年行っていた大掃除を今年は全くしていない。
まぁ、そんな年があってもいいかと。
明日は出来るところをちょこちょことする程度にしよう。
ウスタビガ1230.JPG



















2022年12月30日 東京都 ハチ目ヒメバチ科 ミノオキイロヒラタヒメバチ、チョウ目ヤママユガ科 ウスタビガ

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