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ショウリョウバッタとショウリョウバッタモドキ [バッタ目]

スズメバチの巣を見に行った際にススキの草地で見つけた「ショウリョウバッタ」のメス。
日本で見られるバッタの仲間でタイワンツチイナゴ、トノサマバッタと共に最大級の大きさだ。
ショウリョウバッタ0815-1.JPG



















近くでオスも発見。
体の大きさはメスの半分くらいで、飛ぶときに翅と脚をこすり合わせてキチキチ♪と音を出すことからキチキチバッタとも言われる。メスに比べて体が小さく軽いため良く飛ぶ。
ショウリョウバッタ0815-2.JPG



















近くにショウリョウバッタによく似た「ショウリョウバッタモドキ」がいた。
似ているからモドキだが、モドキとは可哀想な名前だといつも思う。
ススキやチガヤなどのイネ科の草地で見られ、メスでもショウリョウバッタのオスほどでオスはさらに小さい。
こちらは大きさから恐らくメスと思われた。
ショウリョウバッタモドキ0815-1.JPG



















メスに比べてスリムなオス。
生息場所が局所的で、近年ススキやチガヤが減っている事から以前東京都レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されていたが、2020年版では見直されて指定から外れた。
埼玉県レッドデータブック2018では同様の理由で全県評価で準絶滅危惧2型に指定されている。
ショウリョウバッタモドキ0815-2.JPG



















2022年8月15日 東京都 バッタ目バッタ科 ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキ

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