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ちょこっと小さな公園の小さな池に [トンボ目]

昨日午後から久しぶりにいつもの谷戸に半月ぶりに行ってみたら、草木が繁ってまさに夏の景色に変わっていた。
少し歩いたがあまりの暑さですぐに車に戻ってしまった。
途中、クワの木にいないか探してみるといたいた!「クワカミキリ」。
この日は400mmの単焦点しか持っておらず遠くから数枚撮ったが、ISOautoにしていたら日陰で4000まであがり荒い画質に。
クワカミキリ0630.JPG



















そういえばあの小さな池でチョウトンボが見られるかもと車を走らせた。
狭山丘陵からは少し離れた雑木林脇の小さな池で、その昔この辺りは狭山丘陵と繋がっていたのだろう。
が、この池は後に人工的に作られたものと思われる。
濁っていて水質は悪そうで、ブラックバスがいるらしく時折大人も子供もルアーを投げている。
こんな池で毎年ヨツボシトンボやチョウトンボが見られるのだ。
池についてすぐ目に入ったのは産卵している「ギンヤンマ」だった。
ギンヤンマ0630.JPG



















オスが先導して産卵しては休んで飛び立ちまた産卵と忙しい。
池の縁の石垣がいい休憩場所になっていた。
それでもメスは産卵したいようでじりじりと水面に向かって後ずさりするが、オスがすぐに飛び立ってしまいなかなか思うようにはいかないようだった。
ギンヤンマ0630-1.JPG



















このカップルを追撃するものがいた。
スイレンの葉上にとまったところを見ると「コオニヤンマ」だった。
池の近くにはほとんど水辺が無いのだが、皆ここで産まれたのだろうか?それとも遠い場所からやって来たのか?
結局お目当てのチョウトンボはこの日は残念ながら見られなかった。
もう少ししてまた来てみよう。
池の周りのケヤキでは、ニイニイゼミが賑やかに鳴いていた。
コオニヤンマ0630.JPG



















2022年6月30日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 クワカミキリ、トンボ目ヤンマ科 ギンヤンマ、サナエトンボ科 コオニヤンマ

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