ヨコヅナサシガメ 獲物を奪う [カメムシ目]
サクラの幹に「ヨコヅナサシガメ」がいた。
何をしているのだろうかと眼鏡をかけて見ると、ナナホシテントウを襲っているようだ。
しかしナナホシテントウの背中にはクモの糸がかかっていて、ヨコヅナサシガメは口吻を刺すところを探していた。
ん~?
するとそこへ小さなクモが現れた。
ここで理解した。
クモが捕らえた獲物をサシガメが横取りしようとしているのだった。
テントウムシが出した黄色い液がまだ新鮮な事から、クモに捕らえられてさほど時間は経っていないようだ。
クモは必死に獲物を取り返そうとするが、いかんせんこの体格差はどうにもならず去っていった。
少ししてどうなったかと見ると、獲物もサシガメも見当たらない。
さんざん探してかなり上の幹で体液を吸っているサシガメを発見。
邪魔の入らない場所でじっくり食事をしたかったのだろう。
足元にはスゲの仲間の「ヒゴクサ」が咲いていた。
ヒゴクサそっくりで、雌花(下3つ)に柄の無いエナシヒゴクサの方が可愛くて好きなのだが・・・
スゲは実で同定するので、それらが無い時期はどこの誰だかわからずただの草になってしまうのだ。
2022年5月20日 埼玉県(丘陵外) カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ、コウチュウ目テントウムシ科 ナナホシテントウ、イネ目カヤツリグサ科 ヒゴクサ
何をしているのだろうかと眼鏡をかけて見ると、ナナホシテントウを襲っているようだ。
しかしナナホシテントウの背中にはクモの糸がかかっていて、ヨコヅナサシガメは口吻を刺すところを探していた。
ん~?
するとそこへ小さなクモが現れた。
ここで理解した。
クモが捕らえた獲物をサシガメが横取りしようとしているのだった。
テントウムシが出した黄色い液がまだ新鮮な事から、クモに捕らえられてさほど時間は経っていないようだ。
クモは必死に獲物を取り返そうとするが、いかんせんこの体格差はどうにもならず去っていった。
少ししてどうなったかと見ると、獲物もサシガメも見当たらない。
さんざん探してかなり上の幹で体液を吸っているサシガメを発見。
邪魔の入らない場所でじっくり食事をしたかったのだろう。
足元にはスゲの仲間の「ヒゴクサ」が咲いていた。
ヒゴクサそっくりで、雌花(下3つ)に柄の無いエナシヒゴクサの方が可愛くて好きなのだが・・・
スゲは実で同定するので、それらが無い時期はどこの誰だかわからずただの草になってしまうのだ。
2022年5月20日 埼玉県(丘陵外) カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ、コウチュウ目テントウムシ科 ナナホシテントウ、イネ目カヤツリグサ科 ヒゴクサ
2022-05-21 20:17
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