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トラフシジミとアカシジミ [チョウ目]

久しぶりにスッキリと晴れ気温も上がった。
林縁を歩いていると目にもとまらぬ高速で飛び回る小さなチョウがいた。
こんなに早く飛ぶのはウラギンシジミかと思ったが色が違う。
止まった先を見ると、春型の「トラフシジミ」だった。
トラフシジミ0518-1.JPG



















春と夏の2度姿を見せるが、春型は白い帯がくっきりとしていて帯が褐色の夏型より人気がある。
fieldではそれほど個体数が多くなく、見ることが出来たのはラッキーだ!
トラフシジミ0518-2.JPG



















こちらは年に1回、今の短い時期にしか見られないゼフィルスと呼ばれるシジミチョウの仲間の「アカシジミ」。
羽化して間もないようで傷みの無い奇麗なオレンジ色の翅が美しい。
この後すぐに高く舞い上がり視界から消えてしまった。
アカシジミ0518-1.JPG



















すぐ近くに枝を広げたマユミの木があり花が咲いてたくさんの虫たちが集まっていた。
目を凝らすと奥の花にオレンジ色が。
先ほどと別個体のアカシジミのよう。
ウラナミアカ、ミドリ、オオミドリ、ウラゴマダラなどいよいよゼフィルスの季節がやって来た!

今日はトラフシジミもアカシジミも、アカマツではハルゼミの鳴き声も聞かれ、今年初見の嬉しい出会いばかりだった!

備忘録として。
アカシジミ0518-2.JPG



















2022年5月18日 東京都 チョウ目シジミチョウ科 トラフシジミ、アカシジミ






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