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木の幹で虫探し [季節]

虫の姿が見られなくなってきたので、何かいないか木の幹を探して歩いた。
一番手っ取り早いのは樹名板の後ろ。
アカマツの樹名板裏には日本三大テントウの一つ「カメノコテントウ」がいた。
この木の後ろにカメノコテントウの餌となるクルミハムシが付くオニグルミがあり、毎冬ここで越冬する姿が見られるのだ。
カメノコテントウ1207.JPG



















先日クヌギカメムシの卵塊があったクヌギで大きなお腹のメスを見つけた。
気門が黒いのでご本家「クヌギカメムシ」だ。
以前見た時は卵塊が3つほどしかなかったが、この日10個近くが見つかった。
まだまだ増えそう。
クヌギカメムシ1207.JPG



















隣のクヌギを見ているとちょっと黒っぽいものが目に入りクモか何かか?
と眼鏡をかけると、このところずっと探していた「キノカワガ」で思わずおっ!と声が出た。
この木の幹では色がちょっと目立つものの、くぼみにうまくはまっていて翅の模様は樹皮そっくり。
さていつまで動かずここにいるか、楽しみが一つ増えて嬉しい!
キノカワガ1207.JPG



















木の上から「エナガ」の声が賑やかに聞こえ見上げると群れで移動中だった。
小さい体に長い尾がかわいいが、顔先に付いた小さな嘴がまたたまらなく愛らしい。
少し前に撮った写真から。
エナガ1202-1.JPG



















2021年12月2、7日 東京都 コウチュウ目テントウムシ科 カメノコテントウ、カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ、チョウ目コブガ科 キノカワガ、スズメ目エナガ科 エナガ

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