奄美大島昆虫観察ツアー その6 [昆虫観察ツアー]
奄美大島での虫撮影もいよいよ終盤だが、紹介したい虫が多すぎてきりがないので一旦ここで締めようと思う。(※写真を大きくしようとしたらはみ出てしまった。修正がきかないので全体をご覧になるには写真をクリックしてください。)
この日は再び、竜郷町の奄美自然観察の森へ今回のターゲットの一つ、葉っぱに擬態するバッタの仲間を探しに。
林内で時折目にした「アマミモリバッタ」。奄美大島、加計呂麻島、徳之島、沖永良部島に分布する。
伊藤さんが教えてくれたのは葉の上に鎮座する「ダルマウンカ」。5mmほどと小さいので目を凝らさなければなかなか見つからない。
まるで埴輪のような顔をしていた。
こちらも葉上にいた「アオヒメハナムグリ」。
関東で見られるようだが見たことが無い。前胸背両脇のクリーム色の縁取りが特徴のハナムグリだ。
移動中に道脇のセンダングサの仲間にやって来た「ベニモンアゲハ」。
普段チョウをはあまり撮っていないのでダメ写真ばかりでまだましな写真を。
結局ターゲットは同行お二人のこれ以上にない虫目を凝らしても見つからず。
ホテルへの帰り道、パーキングに立ち寄った。
ここからは宿泊していた名瀬の街が一望できた。
ここでも虫探しでブーゲンビリアにいたのは南九州から沖縄に分布する「アカホシカメムシ」。背中は人面でお腹側は白と黒に赤が美しかった。
イネ科の草にいた日本最大のバッタの1種「タイワンツチイナゴ」かと思ったが普通のツチイナゴだった。
翌日の最終日はもう一つのターゲット、キラキラのカメムシを求めて北へ。
道端の朽ち木から新開さんが「アマミコカブトムシ」のメスを見つけてくれた。コカブトムシは関東でも見られるが、ここのは前胸背の窪みが小さい亜種のようだ。
暫くすると伊藤さんが溝に落ちていたオスを見つけてくれた。
脚が傷んでいる様子でうまく歩けないようだった。頭部に小さな角があるのがオス。
この状況は九州昆虫観察ツアーでダイコクコガネを撮りに行った時と同じで、またまたお二人に感謝だ。
最後にもう一度、蒲生崎観光公園へ。
ここでは見たかったシジミチョウを撮ることが出来たが、それは後日の番外編で。
前回来た時に伊藤さんが見つけた「アオウバタマムシ」はいきなりの通り雨で雨の後にとったもののうまく撮れなかったのだが、今回もまた見つかりお二人に気を使っていただいて撮ることが出来た。
関東で見られるウバタマムシより緑色が濃く、亜種「アオウバタマムシ」とされる。
フラッシュをたくより自然光の方がやはり奇麗だ。
今回亜種という言葉がよく出てきたが、亜種とは同一の種でありながら地域によって大きさや形、色彩などに違いがあるもののこと。基亜種というのが一番最初に公的に記載された標本の事でそれ以外に地域個体差の大きい種が亜種とされるのだ。
残念ながら今回のターゲット、葉っぱに擬態したバッタの仲間とキラキラのカメムシには出会うことが叶わなかった。
またいつか、必ずと誓って島を後にした。
2021年10月7-8日 奄美大島 バッタ目バッタ科 アマミモリバッタ、ツチイナゴ、カメムシ目マルウンカ科 ダルマウンカ、コウチュウ目コガネムシ科 アオヒメハナムグリ、アマミコカブトムシ、タマムシ科 アオタマムシ、チョウ目アゲハチョウ科 ベニモンアゲハ
この日は再び、竜郷町の奄美自然観察の森へ今回のターゲットの一つ、葉っぱに擬態するバッタの仲間を探しに。
林内で時折目にした「アマミモリバッタ」。奄美大島、加計呂麻島、徳之島、沖永良部島に分布する。
伊藤さんが教えてくれたのは葉の上に鎮座する「ダルマウンカ」。5mmほどと小さいので目を凝らさなければなかなか見つからない。
まるで埴輪のような顔をしていた。
こちらも葉上にいた「アオヒメハナムグリ」。
関東で見られるようだが見たことが無い。前胸背両脇のクリーム色の縁取りが特徴のハナムグリだ。
移動中に道脇のセンダングサの仲間にやって来た「ベニモンアゲハ」。
普段チョウをはあまり撮っていないのでダメ写真ばかりでまだましな写真を。
結局ターゲットは同行お二人のこれ以上にない虫目を凝らしても見つからず。
ホテルへの帰り道、パーキングに立ち寄った。
ここからは宿泊していた名瀬の街が一望できた。
ここでも虫探しでブーゲンビリアにいたのは南九州から沖縄に分布する「アカホシカメムシ」。背中は人面でお腹側は白と黒に赤が美しかった。
イネ科の草にいた日本最大のバッタの1種「タイワンツチイナゴ」かと思ったが普通のツチイナゴだった。
翌日の最終日はもう一つのターゲット、キラキラのカメムシを求めて北へ。
道端の朽ち木から新開さんが「アマミコカブトムシ」のメスを見つけてくれた。コカブトムシは関東でも見られるが、ここのは前胸背の窪みが小さい亜種のようだ。
暫くすると伊藤さんが溝に落ちていたオスを見つけてくれた。
脚が傷んでいる様子でうまく歩けないようだった。頭部に小さな角があるのがオス。
この状況は九州昆虫観察ツアーでダイコクコガネを撮りに行った時と同じで、またまたお二人に感謝だ。
最後にもう一度、蒲生崎観光公園へ。
ここでは見たかったシジミチョウを撮ることが出来たが、それは後日の番外編で。
前回来た時に伊藤さんが見つけた「アオウバタマムシ」はいきなりの通り雨で雨の後にとったもののうまく撮れなかったのだが、今回もまた見つかりお二人に気を使っていただいて撮ることが出来た。
関東で見られるウバタマムシより緑色が濃く、亜種「アオウバタマムシ」とされる。
フラッシュをたくより自然光の方がやはり奇麗だ。
今回亜種という言葉がよく出てきたが、亜種とは同一の種でありながら地域によって大きさや形、色彩などに違いがあるもののこと。基亜種というのが一番最初に公的に記載された標本の事でそれ以外に地域個体差の大きい種が亜種とされるのだ。
残念ながら今回のターゲット、葉っぱに擬態したバッタの仲間とキラキラのカメムシには出会うことが叶わなかった。
またいつか、必ずと誓って島を後にした。
2021年10月7-8日 奄美大島 バッタ目バッタ科 アマミモリバッタ、ツチイナゴ、カメムシ目マルウンカ科 ダルマウンカ、コウチュウ目コガネムシ科 アオヒメハナムグリ、アマミコカブトムシ、タマムシ科 アオタマムシ、チョウ目アゲハチョウ科 ベニモンアゲハ
2021-10-15 21:52
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奄美大島昆虫観察ツアー その5 [昆虫観察ツアー]
奄美市住用町の道脇の民家の花にたくさんの「ナガサキアゲハ」が訪れていた。
関東では見られない白化したメスも多かった。尾状突起のある有尾型が見られればもっとよかったのだが。
林道に入って間もなく林縁に大きな蛾の姿を見つけて車を停めた。
羽化して間もないと思われる「シンジュサン」だった。
見るのはこれが2度目と嬉しい出会いでその大きさと美しさは素晴らしかった。
あたりに羽化した繭を探したがさすがに見つからなかった。
ナイトツアーの下見を兼ねて林道を流し、奥で車を停めてしばし虫探し。
丹念に林縁を探す同行のお二人。
関東では見られない白化したメスも多かった。尾状突起のある有尾型が見られればもっとよかったのだが。
林道に入って間もなく林縁に大きな蛾の姿を見つけて車を停めた。
羽化して間もないと思われる「シンジュサン」だった。
見るのはこれが2度目と嬉しい出会いでその大きさと美しさは素晴らしかった。
あたりに羽化した繭を探したがさすがに見つからなかった。
ナイトツアーの下見を兼ねて林道を流し、奥で車を停めてしばし虫探し。
丹念に林縁を探す同行のお二人。
少し幅の広い林道わきで同行の伊藤さんがハンミョウを見つけてくれた。
奄美大島、徳之島で見られる日本固有種「アマミハンミョウ」で、奄美産は写真の赤系、徳之島は青系のようだ。
ハンミョウに小さなハエがたかっているというので写真を撮って見ると確かに赤い眼のハエがまとわりついていた。主に胸辺りに多い時は7匹がとまっていたが、体から美味しいものでも出ているのだろうか?
(写真をクリックすると少し大きな画像でハエがよく見えます)
同行した新開さんも過去にblogに書かれていたようだ。
このあとはフナンギョの滝へ。
その昔、舟を作るために木を伐り出したことで名付けられてそうな。
道脇で木くずが出ている木があり見ると大きなクワガタのメスがいた。
今回、甲虫をあまり目にしていなかったのとその大きさにちょっと興奮!
大きさは約4㎝近くある「スジブトヒラタクワガタ」のメスだった。
奄美諸島で見られる日本固有種で名の通りの太い筋が洒落ている。
これは是非オスを見たいと探したが、残念ながら見つからなかった。
この日は2度目の夜の林道観察でお目当ては、奄美と言えばこの丸い糞の落とし主「アマミノクロウサギ」だ。
奄美大島、徳之島のみに生息し全身褐色の毛に覆われ短い耳や足など原始的な姿が特徴で絶滅が危惧されている。環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類。
糞は昼間あちこちの林道の道脇にたくさん落ちているのを見ていた。
前日の夜に1頭見ていたので、少し心に余裕はあったもののさて何頭見られるかと期待していた。
林道を走り出してすぐに1頭、その後も次々と見ることが出来て何とか証拠写真も。
途中、パトロールの車や現地のガイドツアーと思われる車数台とすれ違い、車の通った後では警戒して出てこないのではないかと思ったがそんなことは無かった。
慣れているのか?気になった。
今月末からこの林道は夜間規制が始まるそうで自由に見られる最後の機会だった。
2021年10月6日 奄美大島 チョウ目アゲハチョウ科 ナガサキアゲハ、ヤママユガ科 シンジュサン、コウチュウ目ハンミョウ科 アマミハンミョウ、クワガタムシ科 スジブトヒラタクワガタ、ウサギ科 アマミノクロウサギ
2021-10-13 20:49
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奄美大島昆虫観察ツアー その4 両・爬編 [昆虫観察ツアー]
この日は夜の林道で生き物観察。
一番の目的はあの哺乳類だが、他に何が見られるか?
陽が落ちかけた林道わきに車を停めて探しているとクワズイモの葉上でカナヘビ発見。
いつも見ているカナヘビとはちょっと異なり妙に尻尾が長い。
南西諸島に生息する日本固有種の「アオカナヘビ」の幼体だった。
別の場所でも同じくらいの大きさの幼体がいた。
最初に見たのは背中が褐色だったが、こちらは緑色の個体。
時折雨が降る不安定な天候で、小雨がぱらついていた。
車を低速で走らせていると路上のあちこちに白っぽいものがいくつも目に付いた。
何だろうと降りて近寄るとすべてカエル!
雨で道に出てきたようだ。
そのほとんどが奄美大島、徳之島で見られる日本固有種の「アマミハナサキガエル」。
環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類の希少種だ。
少しして色見が違うのがいたのでまた降りて確認。
何とそれは、今回是非見たいと思っていた緑色が美しい「アマミイシカワガエル」だった。
近年アマミとオキナワの2種に分けられ、境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類に指定されているこちらも希少種。
2枚撮って逃げないようにガードして同行の二人を呼んだ瞬間に大きくジャンプして林内に消えてしまった。
ああっ、何という失態(T_T)
この後も、道の上のカエルたちをよけながら進む。
途中、奄美大島と加計呂麻島のみに生息する日本固有種で環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類の「オットンガエル」にも出会った。ヒキガエルかと思ったが、残念ながら撮影する前に逃げられてしまった。
走れば次々と路上にカエルたちが現れ轢かないように注意しながら走ったが、そんなことを知らない人は多くのカエルたちを轢いてしまうだろう。何らかの対策が必要だと思った。
これだけカエルがいればそれを狙うやつもいる。
林道の真ん中にいたのはヘビの「アカマタ」。
車を降りると林内に逃げ込んだので、こんな機会は二度とないと申し訳なかったが尻尾を掴んで引きずり出した。
1mを超えよく太り精悍な顔付きで気性が荒いと聞いていたがまさしくだった。
雨のお陰でたくさんのカエルたちが見られ、運よく一番の目的の哺乳類にも1度出会うことが出来て満足のナイトツアーだった。
2021年10月5日 奄美大島 有隣目カナヘビ科 アオカナヘビ、ナミヘビ科 アカマタ、無尾目アカガエル科 アマミハナサキガエル、アマミイシカワガエル
一番の目的はあの哺乳類だが、他に何が見られるか?
陽が落ちかけた林道わきに車を停めて探しているとクワズイモの葉上でカナヘビ発見。
いつも見ているカナヘビとはちょっと異なり妙に尻尾が長い。
南西諸島に生息する日本固有種の「アオカナヘビ」の幼体だった。
別の場所でも同じくらいの大きさの幼体がいた。
最初に見たのは背中が褐色だったが、こちらは緑色の個体。
時折雨が降る不安定な天候で、小雨がぱらついていた。
車を低速で走らせていると路上のあちこちに白っぽいものがいくつも目に付いた。
何だろうと降りて近寄るとすべてカエル!
雨で道に出てきたようだ。
そのほとんどが奄美大島、徳之島で見られる日本固有種の「アマミハナサキガエル」。
環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類の希少種だ。
少しして色見が違うのがいたのでまた降りて確認。
何とそれは、今回是非見たいと思っていた緑色が美しい「アマミイシカワガエル」だった。
近年アマミとオキナワの2種に分けられ、境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類に指定されているこちらも希少種。
2枚撮って逃げないようにガードして同行の二人を呼んだ瞬間に大きくジャンプして林内に消えてしまった。
ああっ、何という失態(T_T)
この後も、道の上のカエルたちをよけながら進む。
途中、奄美大島と加計呂麻島のみに生息する日本固有種で環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類の「オットンガエル」にも出会った。ヒキガエルかと思ったが、残念ながら撮影する前に逃げられてしまった。
走れば次々と路上にカエルたちが現れ轢かないように注意しながら走ったが、そんなことを知らない人は多くのカエルたちを轢いてしまうだろう。何らかの対策が必要だと思った。
これだけカエルがいればそれを狙うやつもいる。
林道の真ん中にいたのはヘビの「アカマタ」。
車を降りると林内に逃げ込んだので、こんな機会は二度とないと申し訳なかったが尻尾を掴んで引きずり出した。
1mを超えよく太り精悍な顔付きで気性が荒いと聞いていたがまさしくだった。
雨のお陰でたくさんのカエルたちが見られ、運よく一番の目的の哺乳類にも1度出会うことが出来て満足のナイトツアーだった。
2021年10月5日 奄美大島 有隣目カナヘビ科 アオカナヘビ、ナミヘビ科 アカマタ、無尾目アカガエル科 アマミハナサキガエル、アマミイシカワガエル
2021-10-12 21:21
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奄美大島昆虫観察ツアー その3 [昆虫観察ツアー]
3日目は湯湾岳麓にあるフォレストポリスという森林浴公園にある「マテリアの滝」を訪れた。
本当に美しい太陽の滝つぼと称されたこの滝は観光スポットとなっている。
この日は小雨が降ったり晴れ間が出たりと不安定な天候で、太陽の滝つぼは拝めなかった。
若いカップル2組がたて続けに訪れ水着になって滝つぼに入る様はなかなか目のやり場に困った。
ここはインスタ映えで有名な場所なのだろうか?
ここでのターゲットは「リュウキュウハグロトンボ」。
早々にオスが見つかったが遠くて思うように写せず。
かろうじて撮れたピンボケだが、翅表の青が美しかった。
メスは地味だがいつも見掛けるハグロトンボよと比べると胸の緑色が美しい。
滝の近くに複数のオスがいて翅を開いたところを撮ろうと粘ったが残念ながら叶わなかった。
角度によっては翅裏も鮮やかな青に輝いていた。
お昼休憩で停めた駐車場脇の草地で見たことの無い小さなチョウたちが飛び交っていた。
近寄るとこちらもオスは美しい輝く青い翅を持つ「アオタテハモドキ」だった。
図鑑でしか見たことが無く、キタテハより一回り小さいだろうか?
こんなに小さいとは思ってもみなかった。
オスは翅を広げてしきりにメスにアピールしていた。
林道を車で走っているとあちこちでまさに南国を思わせる木を見かけた。
日本最大のシダ植物と言われる「ヒカゲヘゴ」。
樹皮には特徴的な丸い跡が残されていた。
成長と共に葉を落としていった跡、葉痕のようだ。
林道脇に車を停めて木々を眺めていると黒っぽいチョウが来て産卵をしているようだった。
近くの木に飛び移り翅を開いたところを撮って見ると「スミナガシ」だった。
林道の路上にはこの日降った雨を吸いに「ツマベニチョウ」があちこちで見られた。
とにかく敏感で近寄らせてくれないうえ、給水中は翅を閉じて開いてくれない。
ようやく林縁の葉にとまってその美しいオレンジ色を見せてくれた。
この後は夜の林道観察なのだが、その様子は次回に。
2021年10月5日 奄美大島 トンボ目カワトンボ科 リュウキュウハグロトンボ、チョウ目タテハチョウ科 アオタテハモドキ、スミナガシ、シロチョウ科 ツマベニチョウ、ヘゴ目ヘゴ科 ヒカゲヘゴ
本当に美しい太陽の滝つぼと称されたこの滝は観光スポットとなっている。
この日は小雨が降ったり晴れ間が出たりと不安定な天候で、太陽の滝つぼは拝めなかった。
若いカップル2組がたて続けに訪れ水着になって滝つぼに入る様はなかなか目のやり場に困った。
ここはインスタ映えで有名な場所なのだろうか?
ここでのターゲットは「リュウキュウハグロトンボ」。
早々にオスが見つかったが遠くて思うように写せず。
かろうじて撮れたピンボケだが、翅表の青が美しかった。
メスは地味だがいつも見掛けるハグロトンボよと比べると胸の緑色が美しい。
滝の近くに複数のオスがいて翅を開いたところを撮ろうと粘ったが残念ながら叶わなかった。
角度によっては翅裏も鮮やかな青に輝いていた。
お昼休憩で停めた駐車場脇の草地で見たことの無い小さなチョウたちが飛び交っていた。
近寄るとこちらもオスは美しい輝く青い翅を持つ「アオタテハモドキ」だった。
図鑑でしか見たことが無く、キタテハより一回り小さいだろうか?
こんなに小さいとは思ってもみなかった。
オスは翅を広げてしきりにメスにアピールしていた。
林道を車で走っているとあちこちでまさに南国を思わせる木を見かけた。
日本最大のシダ植物と言われる「ヒカゲヘゴ」。
樹皮には特徴的な丸い跡が残されていた。
成長と共に葉を落としていった跡、葉痕のようだ。
林道脇に車を停めて木々を眺めていると黒っぽいチョウが来て産卵をしているようだった。
近くの木に飛び移り翅を開いたところを撮って見ると「スミナガシ」だった。
林道の路上にはこの日降った雨を吸いに「ツマベニチョウ」があちこちで見られた。
とにかく敏感で近寄らせてくれないうえ、給水中は翅を閉じて開いてくれない。
ようやく林縁の葉にとまってその美しいオレンジ色を見せてくれた。
この後は夜の林道観察なのだが、その様子は次回に。
2021年10月5日 奄美大島 トンボ目カワトンボ科 リュウキュウハグロトンボ、チョウ目タテハチョウ科 アオタテハモドキ、スミナガシ、シロチョウ科 ツマベニチョウ、ヘゴ目ヘゴ科 ヒカゲヘゴ
2021-10-11 23:12
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奄美大島昆虫観察ツアー その2 [昆虫観察ツアー]
ツアー2日目は泊まっていた名瀬の町から車で北へ。
途中、山肌が大きく削られて土砂を採掘している光景が目にとまり一体何なのだろうと話題になったが、どうやら辺野古の埋め立てのために採掘しているようだ。豊かな自然を破壊しそこで得たものでさらに自然を破壊することは何ともやりきれない。世界自然遺産に指定されたことでこのような愚行は無くなってくれるのだろうか?
そう思いたい!
着いた先は龍郷町の奄美自然観察の森。
ここで今回のターゲットの一つである虫を探す。
個人的には是非本土では見られないセミの姿と鳴き声を確認することも楽しみの一つだった。
まず、見つけたのは「オオシマゼミ」。
奄美大島、沖縄、久米島などに産し、ツクツクボウシの仲間で最大の種。
頭や胸の緑色が濃く、腹節の青色が美しかった。
図鑑の鳴き声はカンカンカンという金属的な音とあるので実際に聞いて見たかった。
鳴き終わりに連れ間隔が早くなっていくのはまるでウルトラマンのカラータイマーのようだ!
鳴き声はこちら。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
途中、山肌が大きく削られて土砂を採掘している光景が目にとまり一体何なのだろうと話題になったが、どうやら辺野古の埋め立てのために採掘しているようだ。豊かな自然を破壊しそこで得たものでさらに自然を破壊することは何ともやりきれない。世界自然遺産に指定されたことでこのような愚行は無くなってくれるのだろうか?
そう思いたい!
着いた先は龍郷町の奄美自然観察の森。
ここで今回のターゲットの一つである虫を探す。
個人的には是非本土では見られないセミの姿と鳴き声を確認することも楽しみの一つだった。
まず、見つけたのは「オオシマゼミ」。
奄美大島、沖縄、久米島などに産し、ツクツクボウシの仲間で最大の種。
頭や胸の緑色が濃く、腹節の青色が美しかった。
図鑑の鳴き声はカンカンカンという金属的な音とあるので実際に聞いて見たかった。
鳴き終わりに連れ間隔が早くなっていくのはまるでウルトラマンのカラータイマーのようだ!
鳴き声はこちら。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
次は「リュウキュウアブラゼミ」。
my fieldでアブラゼミはポピュラーな存在だが、リュウキュウアブラゼミはどう違うのか?
一見似ていたが、よく見ると前胸背や翅の支脈の緑色が目立つ。
鳴き声は似てはいるがアブラゼミがずっと鳴き続けているのに対して、リュウキュウは鳴き出してから5~10秒で鳴き止み間をおいてまた鳴き出す。聞けば違いは明白だった。
鳴き声はこちら
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
3種目は「クロイワツクツク」。
この種もツクツクボウシの仲間、見た目はそっくりで少し大きい。九州大隅半島から南から久米島まで生息しているが、千葉県では移入種として根付いている。
鳴き声は複数が鳴いてとにかくやかましい印象だった。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
奄美自然観察の森の展望園地からはエメラルドグリーンが素晴らしい龍郷湾が一望できた。
こんな奇麗な色の海を見たのは、いったい何十年ぶりだろうか?
ここからさらに北に向かい蒲生崎観光公園へ。
車を停めて歩き出すと足元からトンボが飛び立った。
ん~、シオカラトンボ?と考えていると新開さんが「ハラボソトンボ」と教えてくれた。
この種は九州から南西諸島にかけて生息し、名のとおり腹部が非常に細いのが特徴。
テリトリーを張っていて何度も飛んでは同じ場所に戻ってきていた。
園路の上の大きな蜘蛛の巣は「オオジョロウグモ」。
存在は知っていたが見るのは今回が初めてで、巣も体もいつも見ているジョロウグモよりも大きく迫力があった。いくつか見たが皆脚が欠けているものが多かった。
歩いていると「イシガケチョウ」が目の前を飛んだ。
タテハチョウの仲間で、幼虫はイヌビワガジュマルなどを食べ近畿地方から南西諸島に分布している。
翅の模様が美しく好きなチョウの一つだがかなり翅が傷んでいた。
この日はいったん宿に戻り、また宿の近くのおがみ山公園へ夜の観察。
前の日に見た「アマミサソリモドキ」がこの日はあちこちで見られ、前脚を伸ばして歩く姿を初めて確認した。
普段は縮めているがまるでザリガニのような大きなハサミを持っていたことにビックリ。
暫くして新開さんがサソリモドキが何かを捕えていると知らせてくれた。
ゴミムシか?バッタか?
よく見るとどうやらゴキブリを捕まえていた。
サソリモドキは捕まえた獲物を消化液で溶かして摂取するようで確かにクモに近い仲間のようだ。
帰り道、草の上が揺れたので何かいるなと目を凝らすと「ヤモリ」だった。
この島の家屋の壁では夜、あちこちでヤモリの姿を目にした。
埼玉県ではニホンヤモリだが、奄美では数種のヤモリがいるようだ。
これが何の種かはわからない。
2021年10月4日 奄美大島 カメムシ目セミ科 オオシマゼミ、リュウキュウアブラゼミ、クロイワツクツク、トンボ目トンボ科 ハラボソトンボ、クモ目ジョロウグモ科 オオジョロウグモ、チョウ目タテハチョウ科 イシガケチョウ、サソリモドキ目サソリモドキ科 アマミサソリモドキ、有隣目ヤモリ科
my fieldでアブラゼミはポピュラーな存在だが、リュウキュウアブラゼミはどう違うのか?
一見似ていたが、よく見ると前胸背や翅の支脈の緑色が目立つ。
鳴き声は似てはいるがアブラゼミがずっと鳴き続けているのに対して、リュウキュウは鳴き出してから5~10秒で鳴き止み間をおいてまた鳴き出す。聞けば違いは明白だった。
鳴き声はこちら
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
3種目は「クロイワツクツク」。
この種もツクツクボウシの仲間、見た目はそっくりで少し大きい。九州大隅半島から南から久米島まで生息しているが、千葉県では移入種として根付いている。
鳴き声は複数が鳴いてとにかくやかましい印象だった。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
奄美自然観察の森の展望園地からはエメラルドグリーンが素晴らしい龍郷湾が一望できた。
こんな奇麗な色の海を見たのは、いったい何十年ぶりだろうか?
ここからさらに北に向かい蒲生崎観光公園へ。
車を停めて歩き出すと足元からトンボが飛び立った。
ん~、シオカラトンボ?と考えていると新開さんが「ハラボソトンボ」と教えてくれた。
この種は九州から南西諸島にかけて生息し、名のとおり腹部が非常に細いのが特徴。
テリトリーを張っていて何度も飛んでは同じ場所に戻ってきていた。
園路の上の大きな蜘蛛の巣は「オオジョロウグモ」。
存在は知っていたが見るのは今回が初めてで、巣も体もいつも見ているジョロウグモよりも大きく迫力があった。いくつか見たが皆脚が欠けているものが多かった。
歩いていると「イシガケチョウ」が目の前を飛んだ。
タテハチョウの仲間で、幼虫はイヌビワガジュマルなどを食べ近畿地方から南西諸島に分布している。
翅の模様が美しく好きなチョウの一つだがかなり翅が傷んでいた。
この日はいったん宿に戻り、また宿の近くのおがみ山公園へ夜の観察。
前の日に見た「アマミサソリモドキ」がこの日はあちこちで見られ、前脚を伸ばして歩く姿を初めて確認した。
普段は縮めているがまるでザリガニのような大きなハサミを持っていたことにビックリ。
暫くして新開さんがサソリモドキが何かを捕えていると知らせてくれた。
ゴミムシか?バッタか?
よく見るとどうやらゴキブリを捕まえていた。
サソリモドキは捕まえた獲物を消化液で溶かして摂取するようで確かにクモに近い仲間のようだ。
帰り道、草の上が揺れたので何かいるなと目を凝らすと「ヤモリ」だった。
この島の家屋の壁では夜、あちこちでヤモリの姿を目にした。
埼玉県ではニホンヤモリだが、奄美では数種のヤモリがいるようだ。
これが何の種かはわからない。
2021年10月4日 奄美大島 カメムシ目セミ科 オオシマゼミ、リュウキュウアブラゼミ、クロイワツクツク、トンボ目トンボ科 ハラボソトンボ、クモ目ジョロウグモ科 オオジョロウグモ、チョウ目タテハチョウ科 イシガケチョウ、サソリモドキ目サソリモドキ科 アマミサソリモドキ、有隣目ヤモリ科
2021-10-10 22:42
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奄美大島昆虫観察ツアー その1 [昆虫観察ツアー]
10月3日から昆虫写真家新開孝さん、絵本作家伊藤知紗さんと奄美大島昆虫観察ツアーに行って来た。
コロナの状況によってはキャンセルも考慮されていたが、運よく緊急事態宣言が解除されたことで決行した。
今までに仕事や旅行で北は北海道最北端から南は九州最南端まで網羅してきたが、鹿児島より南は未踏の地で是非とも行きたかったのだ。
宣言が解除されたばかりだからか羽田のターミナルは思ったほど混んではいなかった。
羽田から奄美大島への直行便は無く、鹿児島空港で乗り継いでのフライト。
鹿児島空港への着陸航路から見えた霧島連山は絶景だった。
左の尖ったのは高千穂峰だろうか?
乗り継ぎ待ちの時間が長く、羽田を出たのが13時で奄美大島に着いたのは18時。
名瀬のホテルに一旦チェックインして近くのおがみ山公園で灯り巡りと出掛けたものの、灯りが全く無く懐中電灯で園路周りを照らして歩いた。
葉の上にいた白い小さな蛾。
九州から台湾にかけて分布している「コウセンポシロノメイガ」のようだ。
幼虫の食草はクワ科らしい。
葉上で何かを食べていたたぶん「コバネコロギス」の幼虫。
柵があってちょっと遠かった。
こちらも葉上にいた小さなヒシバッタの仲間。
とりあえず撮ってあとで調べたら、奄美大島、徳之島で見られる「アマミヒラタヒシバッタ」。
前胸が左右に大きく張り出しているのが特徴。
最も多かったのは奄美大島以南に分布する「マダラコオロギ」。
あちこちに群れており低木や下草上で見られた。
一見姿はコオロギだが分類はマツムシ科だ。シッ、シッと鳴くらしいが鳴き声は気付かなかった。
写真は産卵器のあるメス。
園路脇の崖に灯りを当てるとさっと動いて隠れる黒い影。
今回見たかった1つの「アマミサソリモドキ」だ。
大きなハサミとお尻に長い角があり一見サソリのようだが、全く異なり分類上はクモの仲間に近い。
オキナワにいるのはタイワンサソリモドキという近縁種らしい。
たたんだハサミが大きな目のように見えて、この部分がどうなっているのか見たかったがそれは後日に。
真っ暗な中、樹上で見つかったのはまるで小さな恐竜のような「オキナワキノボリトカゲ」。
遠くてこれが付けていたレンズでは精いっぱい。
こんな種を見ると南の島へ来たなぁと実感!
見るのも嫌という方も多いかもしれないが、日本では最大級のG。
九州南部から沖縄にかけて見られる「ワモンゴキブリ」。
胸の輪のような紋が特徴。
こんな季節に黄色い小さな灯りがふわふわと飛んでいた。
捕まえて見るとやはりホタル。
似た種にオキナワスジボタルがいるが大きさから「クロイワボタル」だろう。
公園の草地でもあちこちで点滅していて、こんな時期にホタルが見られるのも南国ならではなのだろう。
2021年10月3日 鹿児島県 チョウ目ツトガ科 コウセンポシロノメイガ、バッタ目コロギス科 コバネコロギス、ヒシバッタ科 アマミヒラタヒシバッタ、マツムシ科 マダラコオロギ、サソリモドキ目サソリモドキ科 アマミサソリモドキ、有隣目アガマ科 オキナワキノボリトカゲ、ゴキブリ目ゴキブリ科 ワモンゴキブリ、コウチュウ目ホタル科 クロイワボタル
コロナの状況によってはキャンセルも考慮されていたが、運よく緊急事態宣言が解除されたことで決行した。
今までに仕事や旅行で北は北海道最北端から南は九州最南端まで網羅してきたが、鹿児島より南は未踏の地で是非とも行きたかったのだ。
宣言が解除されたばかりだからか羽田のターミナルは思ったほど混んではいなかった。
羽田から奄美大島への直行便は無く、鹿児島空港で乗り継いでのフライト。
鹿児島空港への着陸航路から見えた霧島連山は絶景だった。
左の尖ったのは高千穂峰だろうか?
乗り継ぎ待ちの時間が長く、羽田を出たのが13時で奄美大島に着いたのは18時。
名瀬のホテルに一旦チェックインして近くのおがみ山公園で灯り巡りと出掛けたものの、灯りが全く無く懐中電灯で園路周りを照らして歩いた。
葉の上にいた白い小さな蛾。
九州から台湾にかけて分布している「コウセンポシロノメイガ」のようだ。
幼虫の食草はクワ科らしい。
葉上で何かを食べていたたぶん「コバネコロギス」の幼虫。
柵があってちょっと遠かった。
こちらも葉上にいた小さなヒシバッタの仲間。
とりあえず撮ってあとで調べたら、奄美大島、徳之島で見られる「アマミヒラタヒシバッタ」。
前胸が左右に大きく張り出しているのが特徴。
最も多かったのは奄美大島以南に分布する「マダラコオロギ」。
あちこちに群れており低木や下草上で見られた。
一見姿はコオロギだが分類はマツムシ科だ。シッ、シッと鳴くらしいが鳴き声は気付かなかった。
写真は産卵器のあるメス。
園路脇の崖に灯りを当てるとさっと動いて隠れる黒い影。
今回見たかった1つの「アマミサソリモドキ」だ。
大きなハサミとお尻に長い角があり一見サソリのようだが、全く異なり分類上はクモの仲間に近い。
オキナワにいるのはタイワンサソリモドキという近縁種らしい。
たたんだハサミが大きな目のように見えて、この部分がどうなっているのか見たかったがそれは後日に。
真っ暗な中、樹上で見つかったのはまるで小さな恐竜のような「オキナワキノボリトカゲ」。
遠くてこれが付けていたレンズでは精いっぱい。
こんな種を見ると南の島へ来たなぁと実感!
見るのも嫌という方も多いかもしれないが、日本では最大級のG。
九州南部から沖縄にかけて見られる「ワモンゴキブリ」。
胸の輪のような紋が特徴。
こんな季節に黄色い小さな灯りがふわふわと飛んでいた。
捕まえて見るとやはりホタル。
似た種にオキナワスジボタルがいるが大きさから「クロイワボタル」だろう。
公園の草地でもあちこちで点滅していて、こんな時期にホタルが見られるのも南国ならではなのだろう。
2021年10月3日 鹿児島県 チョウ目ツトガ科 コウセンポシロノメイガ、バッタ目コロギス科 コバネコロギス、ヒシバッタ科 アマミヒラタヒシバッタ、マツムシ科 マダラコオロギ、サソリモドキ目サソリモドキ科 アマミサソリモドキ、有隣目アガマ科 オキナワキノボリトカゲ、ゴキブリ目ゴキブリ科 ワモンゴキブリ、コウチュウ目ホタル科 クロイワボタル
2021-10-09 19:32
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ツタにいたトビイロトラガの幼虫 [チョウ目]
ツタの葉がすっかり無くなっていたので何が食べたのか探していると、いたのは「トビイロトラガ」の幼虫だった。
成虫は初夏から夏に発生し、鳶色の翅にクモの巣がかかったような網目の模様がありなかなかいいデザインで、一度見てみたいと思いながら未見である。幼虫はノブドウやツタなどを食べる。
ここはよく通る場所、幼虫がいるということはもちろんメスが来て卵を産んだということ、ああっ何と灯台下暗しか。
近くの茎には終齢と思われる大きなものもいたが翌日には姿を消していた。
来年、成虫の発生時期にはここを重点的にチェックしよう!
明日から1週間ほどblogをお休みいたします。
2021年9月11日 東京都 チョウ目ヤガ科 トビイロトラガ
成虫は初夏から夏に発生し、鳶色の翅にクモの巣がかかったような網目の模様がありなかなかいいデザインで、一度見てみたいと思いながら未見である。幼虫はノブドウやツタなどを食べる。
ここはよく通る場所、幼虫がいるということはもちろんメスが来て卵を産んだということ、ああっ何と灯台下暗しか。
近くの茎には終齢と思われる大きなものもいたが翌日には姿を消していた。
来年、成虫の発生時期にはここを重点的にチェックしよう!
明日から1週間ほどblogをお休みいたします。
2021年9月11日 東京都 チョウ目ヤガ科 トビイロトラガ
2021-10-02 22:47
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田んぼのオオシオカラトンボ [トンボ目]
この日、稲穂が垂れた田んぼではたくさんのシオカラトンボたちが飛び交っていた。
そんな中、ちらほら「オオシオカラトンボ」の交尾体も見られた。
数は少なく近付くとすぐに飛んで行ってしまう。
少し遠かったが何とか撮ることが出来たカップル。
しばらくすると交尾を解いてメスが産卵を始めた。
連写で撮ったものの産卵しているところはピンぼけばかりで、見られるのはこれだけだった。
残念だが警護するオスが映っていたのは救いだ。
もう半月前の事。まだ姿は見られるだろうか?
2021年9月16日 埼玉県 トンボ目トンボ科 オオシオカラトンボ
そんな中、ちらほら「オオシオカラトンボ」の交尾体も見られた。
数は少なく近付くとすぐに飛んで行ってしまう。
少し遠かったが何とか撮ることが出来たカップル。
しばらくすると交尾を解いてメスが産卵を始めた。
連写で撮ったものの産卵しているところはピンぼけばかりで、見られるのはこれだけだった。
残念だが警護するオスが映っていたのは救いだ。
もう半月前の事。まだ姿は見られるだろうか?
2021年9月16日 埼玉県 トンボ目トンボ科 オオシオカラトンボ
2021-10-01 20:32
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