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雨の中出会った虫たち その1 [季節]

このところ雨が続いて地域によって大きな被害が出ているが、毎年のように同じ地域で大雨になっているのが辛い。
昔はこんなにひどい雨は台風以外なかったように思うが、やはり温暖化の影響なのだろう。
早くこの気圧配置が変わって大雨がおさまることを期待したい。

雨の中でも歩いていると季節がら様々な虫たちと出会う。
先週から出会った虫たち。


道の脇で見つけたのは翅に傷みの無い「オオミズアオ」だった。
久しぶりに生きているのをと思ってよく見ると、残念ながら息絶えていた。
この蛾、生きているのに出会うのはなかなか至難の業だ。
オオミズアオ0811.JPG



















葉の上にとまっていたハチがいた。
見るとただとまっているのではなく、顎で草を噛んでいた。
昼間だが寝ているのだろうか?
ハナバチの仲間0815.JPG



















ススキの葉裏では「オオカマキリ」の幼虫が雨宿り。
でも体中に雨のしずくが。
細いススキの葉ではやっぱり雨が当たるよね。
オオカマキリ0815.JPG



















アカメガシワの実が熟してきたので何かいないか探していると葉の上に「ヤブキリ」がいた。
いつも見るのは緑色の個体だが、これは全体が色褪せた褐色だった。
ここでは体が少し褐色で脚の黒いタイプが見られるが、この個体の脚はそれほど黒くなかった。
現場では気付かなかったが、帰って写真を見ると両目に雨粒が!
ヤブキリ0815.JPG



















歩く足元から飛び立ったのは「オスグロトモエ」のメス。
飛んで着地して頭が草で隠れたので近付いてもこちらが見えないのだろう。
全く動じず珍しくたくさん撮らせてくれた。
頭隠して尻隠さずは危険だな。
オスグロトモエ0815.JPG




















2021年8月11,15日 東京都 チョウ目ヤママユガ科 オオミズアオ、ハチ目ハナバチの仲間?、カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ、バッタ目キリギリス科 ヤブキリ、チョウ目ヤガ科 オスグロトモエ

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