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意外に大きかったツマキシャチホコ [チョウ目]

朝、職場のゴミ袋で「ツマキシャチホコ」を見つけた。
ツマキシャチホコは止まっていると小枝と見間違うほどの擬態の名手だ。
まだ翅が奇麗な個体でちょっとほくそえんでしまった。
他の誰も、これには気付いていまい・・・。
当然、職場でそんなことに注視しているのは僕だけなのだ。
ツマキシャチホコ0801-1.JPG



















それにしても今まで見たツマキシャチホコの中では最大級の大きさだ。
この仲間には似た種が4種、ツマキとムクツマキ、タカサゴツマキ、クロツマキがいる。
ひょっとしたら他の種かと念入りに撮っておいた。
ツマキシャチホコ0801-2.JPG



















ポイントは前翅翅端のクリーム色の斑の形状と内側の縁取りの色、前翅外縁の縁取りの色、前翅内縁2か所の黒斑の有無、前翅外縁中ほどの白斑の明瞭さなどだ。
全てをチェックするとこの個体は「ツマキシャチホコ」だった。
調べるとオスメスもあるだろうが、大きさには差があり最大で翅を開いた長さは75mm。
なるほど納得である。
ツマキシャチホコ0801-3.JPG



















2021年8月1日 東京都 チョウ目シャチホコガ科 ツマキシャチホコ

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