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足元で [季節]

田んぼの畔で草の上に小さなバッタがいた。
ヒシバッタの仲間で胸の両側に1対の棘があり長い翅を持っている大きさ2㎝ほどの「トゲヒシバッタ」だ。
ヒシバッタにはたくさんの種があり、この辺りで見られる翅の長いものは他にハネナガヒシバッタ、ニセハネナガヒシバッタ、ヒメヒシバッタなどがいるようだが、棘があるのはこの種だけ。
トゲヒシバッタ0707.JPG



















林縁の地面には交尾中の「オオヒラタシデムシ」。
雑木林の掃除屋さんで、死んだ生き物の死骸を食べてくれる重要な存在だ。
オオヒラタシデムシ0707.JPG



















カラスが樹上で騒ぐので見上げると、「ウワミズザクラ」の実が赤く色付いていた。
見ているとこの実を啄んでいた。
人が食べても美味しいのだろうか?
ウワミズザクラ0707.JPG



















2021年7月7日 埼玉県 バッタ目ヒシバッタ科 トゲヒシバッタ、コウチュウ目シデムシ科 オオヒラタシデムシ、バラ目バラ科 ウワミズザクラ

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