今時期のアキアカネやミズイロオナガシジミなど [季節]
今日も降ったりやんだり日が差したりと不安定な天候だった。
先日雨の中を歩いていると、小川沿いの草にトンボがとまっていた。
このところちらほら見られるウスバキトンボかと思ったが止まり方から「アキアカネ」?
少し遠かったのでとりあえず写真を撮って確認するとやはり「アキアカネ」だった。
毎年数は少ないがすぐ近くの田んぼから羽化する個体をいくつか見る。
これから山地へ旅立ち、成熟してまた帰って来て欲しいものだ。
先日雨の中を歩いていると、小川沿いの草にトンボがとまっていた。
このところちらほら見られるウスバキトンボかと思ったが止まり方から「アキアカネ」?
少し遠かったのでとりあえず写真を撮って確認するとやはり「アキアカネ」だった。
毎年数は少ないがすぐ近くの田んぼから羽化する個体をいくつか見る。
これから山地へ旅立ち、成熟してまた帰って来て欲しいものだ。
数年前まで冬には田んぼに水を入れなかったのだが、ここ数年少しでも生きものたちが増えることを期待して冬場にも水を張る冬季湛水を行ってきた。
が、残念ながら今のところアキアカネをはじめとしたトンボたちが増える結果は確認できていないが、今後に期待したい。
その脇ではお尻がのこぎりの歯のょうな「ノコギリカメムシ」がいた。
触角の先がオレンジ色で、この触角をピコピコと動かす様がなかなか愛らしい。
低い草地に足を踏み入れると小さな蛾が四方八方にたくさん飛んだ。
なかなか敏捷で、とまった先にゆっくり近づくと今まで見たことが無い蛾だ。
恐らくいたが目を向けなかっただけなのだろう。
止まった姿は三角形で、模様がなかなか美しい「キアヤヒメノメイガ」というツトガ科の蛾だった。
葉陰で雨をしのいでいたのは翅に傷みの無い奇麗な「ミズイロオナガシジミ」。
比較的遅くまで見られるが、今シーズンまだ2個体目なので嬉しい。
今年はアカシジミも見る機会が少なく、ウラナミアカシジミに至っては全く見ていない。
年によって増減があるのでそれほど心配はしていないが、これが続くとちょっと気にせずにはいられないだろう。
2021年7月3日 トンボ目トンボ科 アキアカネ、カメムシ目ノコギリカメムシ科 ノコギリカメムシ、チョウ目ツトガ科 キアヤヒメノメイガ、シジミチョウ科 ミズイロオナガシジミ
2021-07-05 21:27
nice!(1)