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セイヨウミツバチの分蜂 [ハチ目]

今年に入って我が家では経済非常事態宣言が発出され先月から休みにバイトをしていて、今日も埼玉の山里で調査のお仕事。
奇しくも本日東京都で25日からの緊急事態宣言が発表された。

自然界ではそんなことは我知らず、雑木林ではフジの花が見頃だ。
フジにも関東のノダフジと関西のヤマフジがあるようで、蔓の巻き方向が異なるという。
こんな遠距離でそこまでは見れないが、植栽でなければ地域的には「ノダフジ」なのだろう。
ノダフジ0423.JPG



















そろそろ昼休憩かという時に目の前に何やら黄色っぽいものすごい数のものが飛んで来た。
最初は何だかわからずにとにかくスゴイと見とれていたが、なるほどと納得した。
自分がいた場所にこの群れが飛んで来たら、ちょっと嫌だったなぁと!
セイヨウミツバチ0423-1.JPG



















正体は、分蜂した「セイヨウミツバチ」たちだ。
分蜂とは、巣が大きくなり新たな女王バチが生まれると、元の女王バチが働きバチの半数を連れて出て行って新たな巣を探すこと。
新しい巣が見つかるまでたくさんのハチたちが群れとなって飛んだり、1か所に集まって塊となるので時折TVのニュースで取り上げられたりする。
昼になって休憩時にハチが最も飛んでいる場所に行ってみると、木の枝で塊になっていた。
セイヨウミツバチ0423-2.JPG



















その数恐らく数千匹になるだろう!
近付くととにかく羽音が凄い!!
セイヨウミツバチ0423-3.JPG



















ミツバチたちは元来大人しく、この状態で近づいてもこちらが何もしなければ攻撃してくることは無い。

しばらくして見るとこの塊はなくなっていて、わずかのハチたちが凄いスピードで周りを飛び交っていた。
さて、どこに行ったのか?
無事に新たな営巣場所が見つかれば良いのだが・・・。
セイヨウミツバチ0423-4.JPG



















2021年4月23日 埼玉県(丘陵外) マメ目マメ科 ノダフジ、ハチ目ミツバチ科 セイヨウミツバチ

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