春が加速！

少し前に干上がっていた小さな池を見ると、先日の雨で水が満たされて「ヤマアカガエル」の真新しい卵塊が産み付けられていた。
今後も時折雨が降って、水が干上がらないよう祈るばかりだ。




















ある谷戸では既に「ヤブレガサ」がすっかり傘を広げていた。
ヤブレガサと言えば芽吹いた姿がおどろおどろしくとても好きなのだが見逃してしまった。




















隣では「ヒトリシズカ」が開花し、ホウチャクソウやウワミズザクラも蕾を付けていたのにはびっくり！
これはうかうかしていられないぞと気が引き締まった。




















スミレの仲間では「フモトスミレ」が咲き始めた。
とても小さな花だが濃い緑色の葉と白に紫色が入った花弁が印象的。




















まだ先だろうと思っていた「ナガバノスミレサイシン」が早くも咲いていた。




















草地に足を踏み入れると小さな小さなバッタがピョンピョン飛んだ。
よく見ると、黒いコバネヒメギスとキリギリスの羽化して間もない初令幼虫だ。
ここのキリギリスは放虫された国内外来種で、初期の頃は駆除していたがもう定着しなすすべがなくなってしまった。




















先日、残念にも亡骸が初見だった「ルリシジミ」だが今日ようやく奇麗で元気な姿を見ることが出来た。
一気に次々と春の便りが押し寄せてくる感じで少し戸惑っている。




















2021年3月24日　東京都　無尾目アカガエル科 ヤマアカガエル、キク目キク科 ヤブレガサ、センリョウ目センリョウ科 ヒトリシズカ、キントラノオ目スミレ科 フモトスミレ、ナガバノスミレサイシン、バッタ目キリギリス科 キリギリス、チョウ目シジミチョウ科 ルリシジミ