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春 来たー! [季節]

先月末から本来の休みの日にバイトを入れたので、すっかりfieldに撮影に行けず記事を書けなかったというかなぜか書かなかった。
普段、日に20000歩前後歩く仕事をしているので、さすがに半月近く休みなく歩いていると足がパンパンに張ってきてこれはヤバい。があと一日でようやくの休みなのでもうひと頑張りだ。

そんな間にも丘陵には春がやって来た!
早春の花と言えばスミレ。
この日は5種の花に出会えた。

いち早く咲くのは「アオイスミレ」だがいつも見られる場所ではまだ蕾も見られないなぁと思っていたら、別の場所で白花が咲いていた。葉の形がフタバアオイに似ているから名が付いた。フタバアオイはあの「控え居ろう!この紋所が目に入らぬか」の印籠の紋の原型だ。
アオイスミレ0307.JPG



















例年次に咲くのは花茎をすっと伸ばし葉の色が少し青みがかった「コスミレ」たち。
この葉の色は他のスミレにはない色で好きな色。
いつもの場所でたくさん咲いていた。
コスミレ0307.JPG



















田んぼの畔には「ノジスミレ」。
ノジとは野路または野地に咲くからだろう。
そっくりさんにヒメスミレがあるが距(花の後ろに伸びているもの)の色や太さ、葉柄の翼(ひれ状のもの)の有無で区別できる。
ノジスミレ0307.JPG



















まだだろうなと思ったが3種見られたのでひょっとしてと見に行ってみると咲いていた「エイザンスミレ」。
淡いピンク色と松葉のような葉が特徴の可愛いスミレ。
エイザンとは滋賀県と京都にまたがる比叡山からきている。
人気があり毎年盗掘されるが、この日は残念ながらちぎられた花や抜かれた株があたりに放置されていた。
もう1種はタチツボスミレだが、開いていない花ばかりでいい写真は撮れなかった。
エイザンスミレ0307.JPG



















今日、草地で羽化間もないと思われる「ベニシジミ」がいた。
ちょっと飛んでは止まりを繰り返し長い距離は飛べないようだった。
傷みの無い翅がとても美しい。
ベニシジミ0309.JPG



















ようやく出会えたのは春の妖精、もふもふの「ビロードツリアブ」。
サングラスをかけたオスだったのが残念。
少し前に目撃情報をいただいていたのでいないかいないかと探していた。
今日は他にもちらりとコツバメの姿も見かけた。

日に日に今年初見の花や虫たちが現れて、いよいよ春本番だなぁ!
ビロードツリアブ0309.JPG



















2021年3月7、9日 東京都 キントラノオ目スミレ科 アオイスミレ、コスミレ、ノジスミレ、エイザンスミレ、チョウ目シジミチョウ科 ベニシジミ、ハエ目ツリアブ科 ビロードツリアブ

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