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アカガエルの卵塊の上にまさかのキンヒバリの幼虫 [バッタ目]

小川脇を歩いているとコナラの枝に褐色の鳥が飛びあがった。
ジョビコかと思ったがよく見ると違う。
はて・・・、誰だっただろう?
頭ぐるぐる、ああっ、目の横に褐色の線(過眼線)があるので「ホオジロ」のメスだ!
横から見ればすぐにわかっただろうが、見上げた角度だと意外にわからないものだ。
ホオジロ0217.JPG



















湿地に入ってヤマアカガエルの卵塊を撮っていると周りの抽水植物から小さな虫が卵塊の上に飛び込んでくる。
ウンカの仲間もいたが、多かったのが小さなコオロギの仲間。
今の時期、湿地でこの色はひょっとして。
キンヒバリ0217-1.JPG



















この日はマクロレンズを持ち合わせていなかったので、望遠ズームでかろうじて証拠写真。
調べるとやはり「キンヒバリ」の幼虫でよさそうだ。
キンヒバリは湿地に棲むヒバリモドキ科の仲間で幼虫越冬し、初夏からリッリッリッリッ・リー♪とテンポ良いやさしい声で鳴く。名前の通り体は金色に透き通り大変美しく一度は撮りたいとずっと思ってきたが、大きさ6~7㎜と小さく湿地で鳴いているのでまだ叶わずにいる。
キンヒバリ0217-2.JPG



















2021年2月17日 東京都 スズメ目ホオジロ科 ホオジロ、バッタ目ヒバリモドキ科 キンヒバリ

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