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近所の神社に虫詣 [季節]

毎年初詣に出かけている近所の神社に越冬している「ウラギンシジミ」がいると連絡をいただき行ってみた。
今年は喪中で昨年のお札やお守りをお返しに訪れていたが、その時は見つからず詳しい場所を教えていただいた。
探し始めてすぐに見つかった。
高さ2mほどのサカキの葉裏。こんな高所でも越冬している事を初めて知るとともに、これを見つけた虫目に感心しきり。
ウラギンシジミ0113.JPG



















他に何かいないか境内あちこちを探して歩いてみた。
さすがに初詣客も少なくてよかった。

灯篭で見つけたミノガの蓑はぶらぶらしていたのでオオミノガかニトベミノガ。
蓑の先に蛹殻が付いているので羽化した後のオスの空繭だ。
ニトベミノガ0113.JPG



















大きく裁断された葉を見るとニトベさんだろうなぁと付け根をよく見るとやはり。
「ニトベミノガ」の特徴の幼虫頭部の脱皮殻が付いていた。
ニトベミノガ0113-1.JPG



















別の灯篭で蛾を見つけたがどこにいるかわかるだろうか?
キノカワガ0113-1.JPG



















翅の色の濃い「キノカワガ」。
ここにこの色なら目立つなぁと思いながらも褐色の地衣類の色とは似ていた。
キノカワガ0113-2.JPG



















写真を撮っていると灯篭の足元にチョウが飛んできて止まった。
テングチョウか?と見てみると「ムラサキツバメ」だ。
翅を開いて日光浴を始めたのでそおっと屈んだが飛び去ってしまった。
鮮やかで美しい紫色が撮りたかったのに残念だった。
ムラサキツバメ0113.JPG



















2021年1月13日 埼玉県 チョウ目シジミチョウ科 ウラギンシジミ、ムラサキツバメ、ミノガ科 ニトベミノガ、コブガ科 キノカワガ

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