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クワゴマダラヒトリ幼虫の集団越冬巣その後 ウサギの糞 [チョウ目]

先日見つけた「クワゴマダラヒトリ」の集団越冬巣を見に行った。
出遅れすっかり日が傾いて日陰になったクワの木だが、根元の幼虫たちが吐いた白い糸が目立っていた。
前回見た時より糸のシェルターはその面積を広げているようだった。
クワゴマ1217-1.JPG



















日本海側は大雪で多くの車が立ち往生しているニュースが流れ、こちらも雪は降らないものの厳しい寒さだ。
糸のシェルターの中は暖かいだろうに、見ていると出てきて歩いている幼虫がいくつか見られた。
この寒さの中食べる葉もないのにいったい何をしているのだろうか?
クワゴマ1217-2.JPG



















もう一つの不思議、なぜ?
シェルターの上のあちこちにたくさんのウサギのまん丸い糞があった。
新しいものもあれば古いものも。
ここで見られる野ウサギは冬でも体毛が白くならないので分布からキュウシュウノウサギ。
草食性なのでクワゴマダラヒトリの幼虫を食べに来てそこで糞をしたのではない。
現にシェルターには全く傷みがない。
ここがトイレとして心地良く、使っているのだろうか?
確かに張られた糸のお陰でふかふかと心地よいのだが・・・
クワゴマ1217-3.JPG



















2020年12月17日 東京都 チョウ目ヒトリガ科 クワゴマダラヒトリ、ウサギ目ウサギ科 キュウシュウノウサギ

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