SSブログ

今シーズン3種目のフユシャクはクロオビフユナミシャク [チョウ目]

毎朝職場の灯りの居残り蛾を楽しみにしているが、お目当てのウスタビガはまだ来ない。
昨日の朝の居残りは、11月1日にも見られた少し翅の痛んだ「ウスキトガリキリガ」。
幼虫の食草はツバキやサクラなどのようだ。
ウスキトガリキリガ1201.JPG



















朝、同僚が階段の掃除をしていて箒で掃いて落ちてきた蛾。
おっ、フユシャクじゃあないかと捕まえてデッキでじっくり見てみた。
翅を閉じて死んだふりをしていたので、誰だかわからない。
クロオビフユナミシャク1201-1.JPG



















少しそっとしておいてから触ってみると翅を開いてくれた。
なるほど、今シーズン3種目の「クロオビフユナミシャク」だった。
ここ数年を見るとチャバネフユエダシャク、クロスジフユエダシャク、クロオビフユナミシャクの3種が多少の入れ替わりがあるもののシーズン出現のTOP3だ。
クロオビの初見も例年通りといったところ。
虫の姿がすっかり見られなくなる冬、フユシャクの仲間が何種見られるかは楽しみの一つだ。
クロオビフユナミシャク1201-2.JPG



















2020年12月1日 東京都 チョウ目ヤガ科 ウスキトガリキリガ、シャクガ科 クロオビフユナミシャク

nice!(1)