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今年は多い、ウスバアゲハ [チョウ目]

毎年この時期にいないかなぁと探すのが「ウスバアゲハ」、ウスバシロチョウと言ったほうがピンとくるかもしれない。
元々はウスバシロチョウという名で僕もこの名前になじんでいたが、今は図鑑によってウスバアゲハの名が採用されている。分類はアゲハチョウ科なのに名前にシロチョウと付くことからアゲハとなったのだろう。

例年、狭山丘陵のfieldでは場所によって数個体が見られる程度だったが、数年前からだろうか今まで見られなかった場所でも姿がぽつぽつ見られるようになり、今年は局所的に非常に多く発生している。
幼虫の食草はあちこちにあるムラサキケマンやジロボウエンゴサク。

仕事の昼休みに職場前のハルジオンが群生する上をひらひらと優雅に飛ぶ白いチョウを見つけた。
網で捕まえてみるとやはり「ウスバアゲハ」だった。
ウスバアゲハ0503-1_1.jpg



















半透明の白い翅に頭の根元のオレンジ色が美しい。
本来はハルジオンで吸密する姿を撮りたかったのだが、なかなか止まらないのと時間もなかったので捕まえての撮影が残念だ。
ウスバアゲハ0503-2_1.jpg



















最後に手乗りを撮ってサヨウナラ
数年前までは稀に見られる程度だったのが、ここ数年あちこちで見られるようになったのには少々疑念を感じる。
君はもともとここにいた子孫なのか?
尋ねても、もちろんその答えは帰ってこなかった・・・
ウスバアゲハ0503-3_1.jpg



















2020年5月3日 東京都 チョウ目アゲハチョウ科 ウスバアゲハ(ウスバシロチョウ)

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