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林縁をふわりふわり飛んでいたのは オドリバエの仲間だった

日々ニュースで新型コロナウィルス拡大、外出自粛の報道が留まることがなく、この先どうなるのかと不安に思う。
休日は車で移動して人との接触を避け撮影をしているが、平日はひっそりとした里山もまるで休日のような賑わいでちょっと戸惑ってしまう。公園などのオープンスペースでも人との距離を2m以上とるなど、今まで以上に自分の行動に責任を持たなければならないと思う。

この日、林縁のあちこちで小さな黒っぽい塊がふわりふわりと飛ぶのを見かけた。
これはいったい何なのかととまった枝先にカメラを向けた。
そこにいたのは、交尾したオドリバエムシヒキアブの仲間。
メスと思われる個体の足にはさらに小さなハエが捕らえられていた。
ムシヒキアブの仲間0415-1_1.jpg



















近寄ってみるとお腹が大きく膨らんだメスの口吻がハエの喉元をしっかりと捉えていた。
オスは片足でぶら下がってメスの食事を支えているのがちょっといじらしい。
体、足の色やメスの腹部側面の褐色の斑が特徴的で、調べたが残念ながら種は特定できなかった。

※当初ムシヒキアブの仲間としていましたが、Iさんからオドリバエの仲間と教えていただき訂正しました。
ムシヒキアブの仲間0415-2_1.jpg



















2020年4月15日 ハエ目オドリバエムシヒキアブ

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