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孵化していたオオカマキリ [カマキリ目]

凝りもせずあちこちのムラサキシキブをチェックしていると枝先の「オオカマキリ」の卵鞘が目に付いた。
おやっ、卵鞘から何かが垂れ下がっていた。
ひょとしてとよく見ると卵鞘の上に小さな幼虫たちが。

カマキリは卵鞘の中の卵から体が薄い膜に包まれた前幼虫という形で産まれてくる。
そして前幼虫で卵鞘の外に出て糸でぶら下がり、その殻を脱いでカマキリの形をした1令幼虫になるのだ。
したがって卵鞘に垂れ下がっているのが前幼虫の殻。
オオカマキリ0417-1_1.jpg



















卵鞘の上の葉を見ると翅はないもののすっかり親と同じ形をしたたくさんの幼虫たちがいた。
今までカマキリの卵が孵化するところを見たことがなく、今回も残念ながらそのシーンには巡り合えなかった。
まだ孵化の時期は続くので今年こそ出会いを期待したい!
オオカマキリ0417-2_1.jpg



















2020年4月16日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

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