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カマキリタマゴカツオブシムシ その後 [コウチュウ目]

1月8日に紹介した外来種のムネアカハラビロカマキリの卵鞘から見つかった「カマキリタマゴカツオブシムシ」と思われる蛹だが、いよいよ色付いてきた。
大きさは約4㎜。
カマキリタマゴカツオブシムシ0205_1.jpg



















カツオブシムシにも数種いるようなので、羽化した成虫で同定ができるかもしれない。

ムネアカの卵鞘は国内で産み付けられたものなので、在来のカツオブシムシであることは間違いないと思われる。
中国からやってきたムネアカハラビロカマキリにも在来の脅威がいるということであれば、無敵ではないということ。

2008年頃、丘陵に生息域を拡大してきた外来のアカボシゴマダラの蛹からヒメバチの仲間が寄生し羽化してきたことを考えてもあり得る話ではある。
カマキリタマゴカツオブシムシ0205-1_1.jpg



















2020年2月5日 東京都 コウチュウ目 カツオブシ科 カマキリタマゴカツオブシムシ?

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トイレの蛾 [チョウ目]

毎年見回るトイレがある。
1年を通じていろいろな種が見られたが、昨年春ごろからすっかり見られなくなってしまった。
夜間に灯りがついていないのかと思っていたが、日が暮れると点灯しているようだ。
点灯する時間が変わったのだろうか?
この日もわずか2種類2個体だけ。
壁の色とよく似た「カシワキボシキリガ」。
さっと見回って何もいないと思ったのだが、もう一度見て回って見つけた。
僕を欺くとは!
カシワキボシキリガ0201_1.jpg



















こちらも2度目で見つけた「シロフフユエダシャク」。
老眼鏡をかけないで見たのがまずかったか。
今雑木林を歩くと飛び立つ白い蛾はこの種の可能性が高い。
後翅の白っぽいのが目立つようだ。
シロフフユエダシャく0201_1.jpg



















2020年2月1日 東京都 チョウ目ヤガ科 カシワキボシキリガ、シャクガ科 シロフフユエダシャク

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