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緑が美しい アオバハガタヨトウ [チョウ目]

雨の中、小さな森の入り口のクヌギの幹で緑色が美しい蛾に出会った。
アオバハガタヨトウ1123-1_1.jpg



















調べると、「アオハガタヨトウ」
幼虫はウラジロガシやサクラなどの葉を食べる。
一昨年にも見ていたようだが、この個体ほど緑が濃くなく記憶になかった。
少し前の記事のミドリハガタヨトウと名前が似ているが、こちらの方が緑色は美しい。
アオバハガタヨトウ1123-2_1.jpg



















この隣のクヌギでは、冬の定番「キノカワガ」を見つけた。
森の忍者とも呼ばれ、自分の体の模様に似た樹皮にとまる能力、隠れ身の術には目を見張るものがある。
キノカワガ1123_1.jpg



















少し歩くと足元から小さな茶色い蛾が飛び立った。
そろそろかと気にしていた種かと後を追って止まったところを確認すると、今の時期に見られる「ナカオビアキナミシャク」だった。
期待していたのはフユシャクの仲間のクロスジフユエダシャクだったのだが・・・。
フユシャクと名前に付く種はメスに翅がないか小さくて飛べないが、ナカオビアキナミシャクのメスは翅があり飛べる事からフユシャクではないのだ。
いよいよあちらこちらからフユシャクの便りも聞かれる季節となってきた。
ナカオビアキナミシャク1123_1.jpg



















2019年11月23日 東京都 ヤガ科 アオバハガタヨトウ、コブガ科 キノカワガ、シャクガ科 ナカオビアキナミシャク

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